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コラム

皆さん万博行きましたか?

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別に絶対に行けとは言わないけど、行っておいた方がいいでしょうね。

海外旅行にほとんど行かない人には珍しい国・モノ・文化・人がみれます。混雑を避ける工夫はどんどん

YouTubeにアップされたり情報は出てきています。知らないものを知ること、経験って案外捨てたものではないです

スシローや水のショー、ドローンショーなんて万博じゃなくてもあるでしょ。

世界中の国で愛でる、これがいいんです。人気のパピリオンに何時間も並ばなくてもおすすめがあります。

①西ゲートの前と裏にある掘り出し物のパピリオン、空いた飲食店がある。

②「コモンズ」個別に建物を建築する予算を持ち合わせてない国が寄って一緒に作ったパピリオンが複数ある。

涼しくなった夕方から、広い園内をぶらっと見れそうなところだけ見て早めに帰る。

いかがですか・・・・

引っ越しします。今のお家もあと一週間。

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20年以上一緒に過ごしてきたお家にサヨナラします。娘が中学1年で今のマンションに来て、そのあと一軒家で一人暮らしの母を同じマンションの階違いに住まわせ10数年。母は高齢者施設に移りました。いろんなこと見守ってくれた部屋。

朝の窓から見える大好きだった関空まで見える海を望む朝焼けの景色。朝から聞こえる野鳥の声。大好きな環境でした。

私の人生の最終奏にはいります。

このままでよかったのにと引っ越しブルー。

でも、決めたには理由がある。老後は景色よりも便利に生活できるところで家族に迷惑をかけずに老いるというビジョンでした。静かだった山の手から通行量の多い幹線沿い。足が鈍る。

 最後に近づくための前進は、夢を見て始める若い人のの全身とは全く違うのです。仕事もどう終えていくかも考えなければ。できるだけやるという考え方もありますが、私は後ろ指を刺されないうちに、キャンディーズ引退に憧れています。    文責 院長木内

4月のコラム

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また新しい年度が始まります。今年もご家族やご友人たちが新たな挑戦にのぞまれることで、心配や期待やらの方々も多いと思います。歳を取っていくとどんどんワクワクすることも減ってきて、身体の不安や、先の人生を考えたりで良くない傾向。若い方々の楽しそうな顔や新しい門出の様子を見て、幸せを分けてもらっています。

 人生80年、いや90年の時代です。それぞれの年齢に応じた心機一転、次の桜のシーズンまで新たな気持ちで何かを始めてみませんか?無理せずできることでいいので、目標を立てて前に向いて進みましょう。じっとしていたらなにもかわりません。進むことでまた新たな出会いがあるはずです。

3月のコラム

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なんだか寒すぎて縮こまった2月でしたが、春は全速力できてくれるのでしょうか、待ち遠しいこの頃です。最近ニュースで、2030年に学校の教科書がタブレットになるということを聞きました。希望の学校はハイブリッドになるようですが、悲しい限りです。多くの方が、PCでものを読むより本が読みやすいと思っています。書店は減る傾向にあるのに、書店のレジはいつも長蛇の列です。人間は記憶するという観点からは、本めくるという操作と目で字を読むという操作の両方を行うことで30%記憶が脳に残る率が増えるとか。

 それでもどんどんデジタル化の波は止まりません。医学雑誌もPDF化。読む意欲が薄れていくことは私は間違いありません。自分がバカになるのは老化のせいより現代社会の変化についていけないせいだと言い訳したいです。      (文責 木内)

2月のコラム

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寒い日が続きますが、日差しは間違いなく春の様相。もう少しでまた新しい季節が来るなあと感じる昨今です。最近はいやなニュースばかりが目につきます。人の批判やあらさがし。世界中は自分たちだけを守ろうという方向にどんどんなってきています。もちろん自分が幸せになるのが大切ですが、誰かを幸せにすることも、自分の幸せにつながると私は思っています。道を歩くかわいいワンちゃんたちは飼い主さんから可愛がられて、きっと幸せなんだろうなといつもほほえましく見ています。ワンちゃんだけでなく、隣にいる人や仲間にもおおらかになり、そそぐ愛情をもう一段レベル上げて注いでみませんか?

新年あけましておめでとうございます

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本年もどうぞよろしくお願いいたします

12月のコラム

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寒くなってきてクリスマスらしくなってきた12月。今年も終わりで振り返ってみると、あっという間でコロナで苦しんだこともずいぶん前だなあと思ったりして。インフルエンザワクチンや高齢者のコロナワクチンの接種も増えてきました。ワクチンに関していうと小児には従来からたくさんのウイルス感染予防のワクチンはありますが、高年齢用に帯状疱疹ワクチンや肺炎球菌ワクチン、最近では妊婦用にRSワクチンという、新生児のRS感染症(ウイルス性の風邪)予防のものまで登場してきました。ワクチンの安全性が議論される今日この頃、我々は何をすべきか、なんでも予防なのかわからなくなりそうです。わたしの子供のころは子供同士でうつしあいして、抵抗力をつくっていくのがあたりまえで、予防接種と言われていたものは少数でした。このワクチン文化、皆さんはどう思われますか?昨日寝たきりの人に家族の希望でコロナワクチンを打ちましたが、長生きすることも含め、生きるために必要なことが分からなくなっています。

11月のコラム

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秋の夕日に照りゆくモミジ・・、やっと朝晩涼しくなったものの今年は半そでをしまうのがためらわれる気候ですね。インフルエンザのワクチンをお勧めしても反応は毎年に比べて低いです。気候だけでなく、どんどん時代とともに変わっていくことに柔軟な適応力が必要と感じます。フードロス対策に賞味期限の延長も始まり、どこへ行ってもインバウンドの増加はすさまじく、日常会話程度の英語力が社会に広がってきていると感じます。物価もびっくりするくらい上がってきて、文句を言っても仕方ない、あきらめるか・・とおとなしい日本人はどんどんのまれていきます。自己主張のしっかりできる外国からの様々な圧力に対し、政治的な対応力も決して強いとは言えません。社会でもうまく生きていける方は、「戦わず、怒らず」ですが、これでいつまでもいけるということはきっと平和なのだと思います。

 最近は、都会に出てくる野生動物にネガティブな報道が多いですが、彼らも食べるものが欲しいだけ、家族を養うためにエサを探しに来ているだけです。環境変化にも、戦う頭脳も方法も持たない野生の動物とも敵視せず共存する方法を考えてほしいです。

10月のコラム

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いつまで暑いの?という毎日でしたが、秋にはいり、冬が厳しいという噂に今までにない気候変動が進んでいることの恐怖を感じます。自分にとっては小さいことでも地球単位で考えるととても怖いことです。人間以外の生物の生態も変わってきて、氷河期にあらゆる生物が死滅していった時代を彷彿とさせるのは私だけでしょうか。人間の寿命が延びたこと、飽食をしてきたこと、発達した科学や文化で心地よい生活をしてきたことから、これから問題点は増えるばかりです。インフラの老朽化も、日本の借金もふえるばかり。これからを生きる人たちや生き物皆がどうか何とか守られることを祈るばかりです。

(文責 木内)

9月のコラム

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もう1年の3分の2が済んで、季節も秋。日本もアメリカも我々の生活がそれによって決まる大きな選挙を迎えます。新しい顔が何かやってくれないかと期待は大ですが、今までの経験や実績が少ない人に賭けるというのも不安なもので、かたやトップが変わらない国は、その人の絶対的な権限がどんどん固定化され、誰もそれにはむかうことができなくなる。民意が何でも優先されるのは危険もはらんでいますが、共産国家の国民への強い思想教育と支配は、人々を洗脳し、他に強い怨念を抱かせ、話し合うことも拒否して相手を抹殺することしか考えなくなり、恐ろしい限りです。日本は強い意見が言えないおとなしい国ではありますが、外交という能力には闌けています。金と力だけで政治を動かす国よりずっとネゴシエーション(折衝)がうまいとされています。私たちは中身まで知る由はありませんが、次のリーダーもきっといい国を作っていこうとしてくれると信じています。  

8月コラム

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7月梅雨明けから8月お盆までは暑さのピークですね。熱中症の事ばかり耳にしますが、炎天下の行動は通常控えるにしても、商業施設や乗り物などの強い冷房のかかったところと暑い外気温のところを行ったり来たりするのは、とても心臓血管系に負担がかかります。

 気分が悪くなった時、高齢者は暑さにより心不全になっていることもあるのです。通常元気な方も体がだるく、冷たいものや水分を取りすぎて胃腸の調子も悪くなりがち。それを熱中症とひとくくりにしてしまって怖い病気が隠れて発見が遅れることがあります。もうしばらく行動制限をして、インドアで普段しなかった読書や細かい片付けをしてみてもいいのでは?そうそうオリンピック競技観戦も熱中症対策としてご検討のほど。

7月のコラム

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梅雨入りが遅く、その分総降雨量が多くなるという災害危険が大きい夏です。台風も多いのかなと心配します。最近では天気予報がよくあたるので、予報を見て行動する人が多く、肩透かしを食らうこともあります。お客さん相手の商売の人たちはとても困ります。SNS社会がもたらしたとりあえず予約してキャンセルする行為は当たり前になっています。

人と対面で何かをするときは互いに気遣いと誠意の受け渡しをします。支払いも予約も誰ともかかわりなくできる時代がもたらすものは便利な社会ではなく、人同士が付き合う方法を学べなくなることで、相手の心を読むこともいたわることすらできなくなる。AIやロボットがそれもできるようになるとは言っても、私は人間も動物も生命体は心のやり取りができることが素晴らしい能力であると思っています。これからも言葉を話すことを大切に思い、時には喧嘩もできて、うれし涙も出せて、ごめんなさいも言う、そういう人間くさい生き方をするつもりです。

レディーフィールの活躍する季節です

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じめじめとした梅雨の季節がやってきました。晴れの日は気温が高くて汗ばむし、雨の日は湿気でべとべと。毎日肌の不快を感じませんか?汗拭きシートも活躍しますが、この季節レディーフィールを肌に、衣服にシュッとひと吹きすると、さっぱりすっきりします。かゆみの軽減にも役立ちますので、ぜひお試しください。現在特別価格で販売中です。この機会にぜひどうぞ。

5月病

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ゴールデンウイークを過ぎて、4月からの新生活も通常運転開始といったところでしょうか。まだまだ慣れない新しい環境、新しい人間関係や、夏のような暑い気温の日もあれば、急に寒くなったり、新緑が輝く季節なのに心身ともになんだか疲れがたまっています。今朝テレビで5月病について取り上げていました。5月病は、病名でいうと「適応障害」なんだそう。適応するまでの過渡期を上手に乗り越えるために、バナナを1日1本食べると効果があるとか。ほんとかなアと思いつつ、オオタニサンも毎日食べているバナナを食べて、心地よい睡眠でお疲れの皆さん、一緒に5月を乗り切りましょう。

無題

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立春を過ぎて、今週の寒さは特に厳しいように感じます。体調が悪い、熱が出たなどのご連絡も多くいただきます。この辺りは瀬戸内の比較的温暖な地域ですが、だからこそなのか、家の中の気温が、寒さが厳しい地域よりも低いというデータを先日テレビで見て驚きました。光熱費も気になるし、ついつい我慢して、暖房は控えめに、少し着ぶくれして過ごそうかなと思ってしまいますが、健康のためには、家の中を快適な温度に保つ工夫が必要のようです。炬燵で丸まって動きたくなくなるのではきっと部屋の温度が低すぎるのでしょう。温めすぎもよくないし、加減が難しいですね。寒い冬もあともう少し。皆さんご自愛ください。春が待ち遠しいです。

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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年始から震災や大事故など、つらいニュースが続きました。被災された皆様にお見舞い申し上げます。

チョコレート募金

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寒くなってきました。今年も11/20からチョコレート募金の受付が始まります。イラクのがんの子どもたちへの医療支援やシリアの難民の子どもたちへの支援、福島への支援を行っている冬季限定の募金活動で、子供たちがデザインした六花亭のチョコレートを購入することで募金できます。世界では支援を必要とする人が増え続けています。私たちができることは小さなことですが、困難な状況にある人たちへの関心を持ち続けることが大切だと思い、毎年有志のスタッフで続けています。興味を持たれた方はぜひ「チョコ募金」を検索してみてくださいね。

免疫力が気になる季節になりました

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今年の夏はとても暑かったですね。いつまでも暑い日が続いていたと思っていたら、いつの間にか一気に寒くなってきました。2~3日前から、きんもくせいの花が一斉に咲き始め、特に日が暮れて暗くなってからその香りが強く感じられます。過ごしやすい季節が短くなって、身体に疲れがたまっているのを感じます。秋の花粉症にも悩まされます。体の状態が良くないとき、ひとは悪い食事を求めるようになり、どんどん悪循環に陥るともいわれています。免疫力をアップして脳を元気にするためには、毎日の食事が大切です。基本は、地元でとれた旬のものを食べる、栄養を丸ごと食べる、タンパク質は大豆と魚中心に食べる、の3つです。加えてカリウムを含む食材を一緒に取れば食材に含まれる塩分を輩出することができ、減塩対策になります。食べ方の一工夫で、元気を取り戻しましょう。

コロナワクチン秋接種が始まります

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当院では9月22日からコロナワクチン秋接種が始まります。予約を受け付け中です。今回の接種は全員が対象です。接種券が手元にあって、前回の接種から3か月以上経っていれば接種できます。もう下火になっているのかなと思っていたコロナですが、周りでもちらほらコロナにかかったという話を、又聞くようになってきました。普段元気な人は重症化しないのではなんて思っていたのですが、40度の熱が5日間続いてそのあともなかなか熱が下がらず、食欲もなく、のどが痛くて、3週間たってもいまだに声がかすれて、味覚も鈍いなんて話も聞きます。外出したら手洗いうがいを忘れずに、食事や睡眠で夏の疲れを早めに癒しましょう。インフルエンザも今年は早めに流行し始めているようです。インフルエンザワクチンの接種は今年も10月末ごろから開始する予定です(詳細未定)。コロナワクチンとインフルエンザワクチンは同時接種が可能ですが、頸がんワクチンや帯状疱疹ワクチンなどインフルエンザ以外のワクチンとは、前後どちらか2週間開ける必要がありますので、早めに計画をたててワクチンを接種していきましょう。

暑い夏こそ入浴を

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毎日暑い日が続きます。心身ともにくたくた、汗でべとべとのカラダを早くさっぱりしたくて、入浴をシャワーで済ませている方も多いのではないでしょうか。でも疲れている時こそ湯船にちゃんと浸かって元気になりましょう。お風呂に入ると幸せホルモンが増えるので「幸福感」が得られるそう。そしてお湯に浸かることによる「温熱」「浮力」「水圧」の3つの作用で、血流が良くなり疲労回復・免疫力アップ・睡眠の質改善効果が得られます。基本的には「40℃」のお湯に「10分間」浸かるのが理想だそうで、入浴前後にはコップ1杯の水分補給を習慣にしましょう。浸かる前にはかけ湯を、湯船では鼻から息をゆっくり吸って、口から吐く。カラダが温まってきたらストレッチを。湯船から出るときはゆっくり立ち上がりましょう。安全で効果的な入浴方法で、夏を元気に過ごしたいですね。

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先日、常夏の島へ行ってきました。コロナ収束後ということになっていて、なんの制限もなく、マスクもワクチン接種証明も必要なく、コロナ前の生活に戻っているようです。違うのは以前ほど日本からの観光客が戻ってこないことと、コロナの影響で日本企業からの協力金などが途絶えたこと。その影響で、現地の観光名所が、維持管理費用や人件費が賄えず立ち入り禁止のままになっていたりしていました。施錠された金網越しにみた「この木なんの木」はピンク色の花が満開で、誰もいない公園にたたずんでいました。コロナの影響は、想像以上にいろいろなところにあるんだなと感じました。日本は、相変わらずマスクが必要な生活です。連日の高温多湿にカラダが悲鳴をあげています。せめて朝夕だけでも涼しい風が吹いてくれればいいのに、夕立ぐらいの雨が降ってくれればいいのに(豪雨じゃなくて)と思わずにはいられません。一昔前の日本の夏が懐かしく思える今日この頃です。

コロナワクチンについてのお知らせ

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新型コロナウィルスと共に生活してはや3年、もはやマスクが日常になってしまいましたが、やっと今年の5月から、インフルエンザと同じ扱いに格下げ(?)されることになりました。なぜ5月?と思ったのはわたしだけでしょうか。すぐにでもマスク外したいのに、来週からでも来月からでもなく、2か月半も先のことだとは。最近は{コロナになりました」というお電話より、「インフルエンザに罹ったので行けません」というお電話のほうが多くなりました。3月とはいえまだ寒い日があります。皆さん体調には十分お気を付けください。クリニックで行っていたコロナワクチンの接種は3月末でいったん終了する予定です。接種券があるけどまだ受けていないという方、うけておこうかなと思う方は早めにお電話ください。よろしくお願いいたします。

ねこの日

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2月22日は「にゃんにゃんにゃん」で、猫の日でした。阪急電車で限定コラボグッズが発売されたり、地域猫の応援プロジェクトが開催されたりと、猫好きにとっては、気になるものがいっぱい。そこで今回は大好きな作家さんの「せかいいちのねこ」という絵本の紹介です。主人公のニャンコはぬいぐるみです。「せかいいちしあわせ」だと思っているのに不安でいっぱい。愛され続けるためにどうしたらよいかと考えて、本物のねこになりたくて、外の世界に出かけ、様々な経験をしていく中で、みんな同じような悩みがあることに気づくというお話です。まるで人と同じような気持ちの揺れ動きに表情が物悲しく、絵が緻密で美しく、ワンダーランドに入りこんだような不思議な世界が広がる素敵な絵本です。機会がありましたら、ぜひ手に取ってみてください。

スペイン サグラダファミリア

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9月 嵐の中 いまだ建設中のサグラダファミリアへ
外側に埋め尽くされた彫刻と内側に天から降り注ぐ静謐な光のコントラスト

10月1日は日本酒の日です。

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西宮に湧き出る「宮水」は酒造りに適したミネラルを豊富に含んだ硬水で、この水で作られた灘の酒は、江戸初期、伊丹の鴻池善右衛門sanが清酒を大量に製造する方法を編み出して、江戸の民に「下り酒」と呼ばれ大評判となりまsした。江戸への運搬は、陸路から海路へ、廻船を利用することで、出荷量も伸びていきました。享保12年晩秋には、公式な海運レース「新酒番船」が始まり、江戸へ1番乗りの栄光を勝ち取った船頭は「惣一番」を名乗り大きな特権を与えられたのだとか。(歴史秘話にしのみや より)今年は3年ぶりに「酒蔵ルネサンス」が開催されます。歴史に思いを馳せながら新酒を味わってみてはいかがでしょうか。

台風一過、素晴らしい晴天、槍ヶ岳に登る

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寒暖差疲労

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9月になりましたが、日中はまだまだ暑い日が続きます。今年の夏は猛暑で、熱中症を避けるためにはクーラーが欠かせませんでした。とはいっても一日クーラーの中にいると、どうしても足腰が冷えて、体がとても疲れているように感じませんか。暑さによる疲れと、クーラーで冷えることによる疲れのダブルパンチ。そんな体をいたわるためには、食事で胃腸を温め、お風呂につかって全身リラックスすると効果があるそうです。どうしても冷たいものを食べがちな夏こそ、食事時に温かいお味噌汁などを一品追加してみましょう。過ごしやすい季節までもう少し。体調整えて暑さを乗り切りましょう。

with コロナ

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コロナウィルスの感染症が広まって、はや2年以上が経ちました。今だに新規感染者数が毎日ニュースに上りますが、3度目の夏を前に、初めて屋外でのマスクは不要との見解が出されました。屋内でも距離が取れて会話がなければ必要ないとのこと。感染をゼロにするのではなく、感染はありつつ日常生活を取り戻すという風に方針が変わったようです。本当に少しずつですが、やっとマスクなしの普通の生活に戻れそうです。さて先日テレビを見ていたら、海外でのロケが復活していました。渡航先にもよりますが、ワクチンを3回接種していて、渡航前のPCR検査陰性という条件を満たせば、渡航した国でも、帰国した時にも隔離制限がないということなので、コロナ以前のように海外旅行にも行けるようになります。コロナ下、してはダメな事ばかりで気分も沈みがちでしたが、これからはしていいこと、できることが増えて気分も前向きになれそうですね。

5月病

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今朝の情報番組で5月病について解説されていました。4月から新生活が始まって、新しい環境に慣れないストレスや、意識的にも無意識にもすべてに頑張ってしまって、うまく息抜きやリラックスすることができずにいると、疲れ切っている心身には、大型連休という休日は、疲れを癒すどころか、さらに疲れを増幅してしまうことがあるそうです。大切なのは自分が疲れていることを周りに共有してもらうこと、そして自分が楽だな、楽しいなと思えることを日々の生活に少しずつ取り入れること。そして何より完璧を求めるのではなく、ほどほどでいいという自己肯定感を持つことだそうです。負け続けている阪神タイガースにもほどほどに勝ってくれればいいと、そんな風に思えれば、ストレスも軽減されるのでしょうか・・・

中之島美術館

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大阪中之島美術館に行ってきました。準備から開館まで40年かかった美術館は、黒を基調としたモダンな建物で、堂島川に面した側では宇宙猫が出迎えてくれます。1階にはデザイン家具のお店とレストランがあり、自由に行き来できます。今回開館記念の展示はなんと400点。それでも収集されたコレクションの一部なんだとか。近現代を中心に集められたコレクションは、絵画や版画、ポスターや家具、食器までありとあらゆるものがこれでもかと詰め込まれていて、入り口から出口まで2時間歩きましたが、全部をしっかり見るのはとても大変でした。海外の美術館のように、撮影可の展示品もいくつかありその前には人が集まっていました。日時指定ですが団体バスでの来場者の方もいるので、かなり混雑しているので、もう少し落ち着いたらまた行きたいなと思います。

コロナに加えて戦争まで始まって・・

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日差しは寒かった冬から春に向かっているような日々。コロナに加えて戦争まで始まって・・悲しすぎます。今ワクチンの大規模接種をお手伝いしていて、大阪城公園の勤務がしばしばあります。早めに行けるときは公園をランニングしますが、お堀にはのんびりカモたちが遊び、鳩もたくさん。犬の散歩や平日でものんびりしに来ている人たちのほっこりした生活を垣間見ることができます。コロナなんて全く感じない平和な日常。きれいにたくさんの梅も咲き、もうすぐ追いかけてくる桜もほころんできています。先が見えない世界の揺らぎほころびはどうなっていくのか。何とか自分というものをしっかり持つことしかないのかもしれません。

文責 木内

時間は止まってくれません。

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先の見えない昨今。受験生はもちろん、新しい世界に胸躍らせて向かう人たちにとっても、気の毒な状況と気持ちは察するに余りあるものがあります。高齢者や病気の人たちも、面会の制限や行動の制限で、どうしようもないとはいえ、あまりに悲しい状態です。健康であれば何でもできる世の中をのんびり生きていた人たちにとって、大変なストレス環境で、いろんな事件がコロナの影響と思わざるを得ません。不平不満を言っていても、時間は止まってくれません。

自分ができることを、自分のために、そして他人をおもんばかることを忘れず、それぞれが責任ある行動を取っていく。今できることはこれだけと思います。

今年の寒さは格別ですが、なんとか負けずに頑張りましょう。

あけましておめでとうございます

コラム

新年あけましておめでとうございます。昨年末の紅白歌合戦は、テーマがカラフルということで、会場となった有楽町の国際フォーラムは、いっぱいのカラフルな花で覆われていて、年末というよりは新春を思わせるとても素敵なステージでした。個人的には今年も、帰省を見合わせたため、自宅でお正月を迎えたのですが、初詣に行った近所の神社やお寺も、1年前よりは確実に人出が多く思われました。商業施設も初売り・福袋で大賑わい、コロナ対策をしつつも、少しずつ普通の生活が戻ってきたのでしょうか。オミクロン株の感染状況を注視しつつ、感染対策を継続しつつ、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

ショパンコンクール

コラム

ピアノの詩人と言われているピアニストで作曲家のフレデリックショパン。その肖像画や、ジョルジュサンドとのエピソード、作曲されたロマン派といわれる曲の数々などから、繊細でナイーブなイメージを持っていました。今年のショパン国際コンクールで2位という快挙を成し遂げた日本人の風貌は、ちょんまげに、ひげ、体は太く大きく、ショパンのイメージからはかけ離れていて「え?この人がショパンを弾くの?」と驚きました。ところが先日テレビで放送されたドキュメンタリー番組を見て驚きました。大きな体は、まさにショパンを弾くため、ショパンコンクールで一番になるため、意図的に大きく太くしたというのです。ショパンを弾くためにライザップに行くなんて、想像もしませんでした。その彼の凱旋コンサートが日本各地で開催されます。お隣の芸術文化センターにも来年春やってくるので、ぜひ聴きに行きたいと思います。今から楽しみです。

「with コロナ」でいくしかないのでは

コラム

師走。街はコロナの収束カウントダウンの気分。イルミネーションもイベントも再開され、
よかったよかったと思いきや「オミクロン」とか。いつまで続くか追っかけっこ。弱毒という
予想でもあり、もう怖がらずに本当に「with コロナ」でいくしかないのではと思っているの
は私だけでしょうか?しょっちゅうお化けが出たら、そのお化けと仲良くなるような性格なので、
来年は明るい年になるだろうと楽観視しています。いろんなことが変化し、もう昔には戻れない。
皆さんの生活習慣もおそらく変わってしまったでしょう。でも、またその中でいいこともあるだろうし、
どうしようもないことに腹を立てず、いたずらに怖がらず、まじめに生きておればそこそこ幸せなのではないかと、Big Boss 木内は言いたいと思います。

肌寒くなってきました

コラム

先日まで汗ばむような気温だったのに、急に季節が進んで秋が深まってきました。コロナの感染状況が落ち着いてきた印象です。経済活動の制限も徐々に解除されて、街には人が増えて、少し活気がもどってきたでしょうか。先日、片道2時間ほどの山登りに行ってきました。道を譲っても譲られても、知らない人と笑顔であいさつを交わすことができました。山の上では苦しくてマスクは外していたのですが、皆さん同じで、それに眉を顰める人もいません。このまま再拡大せずに、普段の生活が送れるようになればいいなと思います。コロナのワクチン接種が一段落して、インフルエンザワクチンの接種が始まっています。急激な気温の変化に体がまだ冬の準備が整っていないかもしれません。風邪や冷えなど体調に気を付けて、うがい手洗いマスクを忘れずに、もうしばらく生活しましょう。

若い世代のこれからの社会

コラム

急に朝晩涼しくなってきて、コロナも静かになって、緊急事態もとりあえずは取り下げになり、ちょっとは楽しめるかなと思いきや、病明けと一緒でなかなかフルエンジンにはならない現状。当然ながら我々には自粛した感染予防を心掛けた生活は続いて義務付けられます。長い人生にはいろんなことがあるもんだと、ある意味世界戦争のあとのようにいろんなことがかわるのだろうなあ、と若い世代のこれからの社会に起こることを心配する毎日です。
今月孫が生まれる予定です。高齢化そしてIT化がすすみ、対人間力よりもデジタルツールやAIを自分の脳のように使いこなせる人間が優秀ということになるんだろうなあと思います。さてこの秋はどうなるか、まず先のことより今ですかね(笑)

笑いのひととき

コラム

先日、ある講談師の真打昇進襲名披露公演を見に行きました。コロナの影響で1年延期され、開催場所も変更になり、やっと隣市のホールで開かれたのですが、出演者もびっくりするほどの大ホールいっぱいの観客に、コロナ下でもすごいなあと他人事のように感心しました。

年齢層はやや高めでしたので、もしかしたら皆さんワクチン接種が終わってソース画像を表示いて少し心に余裕があったのかもしれません。

襲名披露ということで、東西の有名な落語家さんや、講談師の先輩、師匠たちが次々と舞台に上がって、話を披露していきます。間に休憩をはさんで

ソース画像を表示

3時間ほどの講演でしたが、初めて聞く講談や、落語や小話は、本当に面白かったの一言です。こんなに楽しく涙が出るほど大笑いしたのはいつぶりでしょうか。

もちろんマスクをしていますし、笑うのも控えめ控えめにと、気を使いながらの笑いですが本当に楽しめました。

笑いは人の免疫力をアップさせるそうです。うつうつとした気分も少し健康を取り戻したような気がします。

2021 初夏コラム

コラム

新型コロナワクチンが高齢者にもいきわたるめどがついた。予約開始の日長蛇の列や電話対応に個別接種を受け付けた医療機関は大変だったようだ。これを見ると高齢者の「生きる」ことに対するエネルギーを強く感じる。経済を支えている人たちを優先に・・なんて考えの方もいらっしゃるとは思うもの、何とも言えない複雑な気持ちになった。私も高齢の母を抱えており、今年になって体調を崩し入院から介護施設という流れで今は至れり尽くせりの贅沢なところにお世話になっている。母は働いており年金も驚くほどたくさんもらっているので、少しの個人の預金とあわせておおむね賄えるので、経済的な負担は抱えてはいないが、人ひとりが生きるための毎月の必要経費の多いことを改めて考えることになった。

今回このコロナ有事に対する経済支援や医療支援には莫大な国家財源が使われ、高齢者を支えている年金も働く人たちの税金が使われていることを認識しているのだろうか。これから日本人はさらに高齢化が進み、社会福祉政策、年金制度は実際いつまでも安心しておられる状況ではない。

土曜版の新聞で、「大往生は医療費を抑える」という項目が1面を飾った。老衰と脳卒中で亡くなる人が多い県は医療費が低いという。ただ脳卒中は突然死にあたり望ましい死とは言い難い。老衰が多くということは死亡原因となる病気がなく寿命を全うするケースだ。

三重、静岡などはそれにあたり在宅医療を担う診療所の率が多く、自宅での看取り体制が根づいている。湘南地域はモデル地域らしい。

また医療費の少ない地域は高齢者の就労率が高く、保健師の数も多い傾向にある。いつまでも体を動かし、地元の食材を昔ながらの食べ方でバランスよく頂き、地域ぐるみで健康を管理することが評価されている。いろんなまゆつばの健康法や健康食品と言われるものが実は無駄な出費と逆に不健康につながることも認識をする必要がある。

「ピンピンコロリ」という理想の逝き方を希望するとお年寄りの口から聞くことは多いが、その裏に本心はコロリと行くのはまだまだ怖い、いつまでもいつまでも生きていたいという心理が見て取れる。いつまでも生きるということがとてもつらい生き方になっている超本人(実母)の面会に通っている私は「生きる」ことに関してちょっと斜めな見方になっているかもしれない。(あくまでも個人的意見です)                                   院長

生きるビンテージ

コラム

先日マンションの買い替えを考えていて、中古マンションを見る機会があった。今まで母と私と1戸ずつ上下で同じマンションに住んでいたが、母が施設入所をしたので、1戸に家をまとめて経費削減のつもり。ただ中古マンションを買うのは初めてで、専門の業者がクリーニングをしたとしても、やはり前住人の生活の跡が何となく気になる。なぜここを出たのか、実は隠された怖い逸話があるとか・・そんなことを言ったらきりがないか。中古は中古。そりゃ新築に勝るものはないが、広くて価格的に満足いくものなどあるわけはない。

 一つとても気になった物件。築32年。うちの娘と同じ年。ここは完全リフォームをされている。前住人がセカンドハウスとして使っていて、台所や床を贅沢なつくりにして多様である。中に入ったら、完全に騙された!古いマンションなのに、これは新築ではないか。業者によって家具調度品もディスプレイされていて、購買欲をそそる。まるで、いきなり中年のハンサムな男性を紹介された(?ちとちがう)ような気持ち。でもよく考えると、中央配管の劣化(=動脈硬化・大動脈瘤)、建物そのものの基盤・構造劣化(=心不全・不整脈)はないのかなど、見た目が良いと気にならなくなる。どっかに水漏れ(=失禁)があるかも・・いやいや話が落ちすぎだが、このマンションは昔からこの地区に根づくブランドマンションなのである。32年前と実はほぼ価格が変わらない。これぞビンテージ!!そしてまだまだ引き合いがあるということはミイラになることなく「生きるビンテージ」なのだ。

 ああ、こんな年の経過をとりたいなあと、自分に置き換え。でも今の私。リフォームしても美魔女になれるか、それで勝負できるかといわれると思わず・・・。でも、1年1年中身なら磨けるかも。そして、「ビンテージばばあ」になっておいたら、白馬のおじいさんにお声かけ頂けるかもしれません。ということで。

「ブラボー」は我慢

コラム

今年の芸術文化センターオペラは「メリーウィドウ」です。先日そのプレコンサートに行ってきました。毎年、その年のオペラの開催前に、プレレクチャーやプレコンサートが開催され、予習することができる催しです。今年の「メリーウィドウ」は芸文センターとしては2度目の公演ということで、ストーリーを知っている方も多いかと思いますが、今年はコロナ下の公演ということで、プレコンサートではアクリル板を挟んでの、寸劇や歌が披露されました。正直なところアクリル板は全く気になりませんでしたし、かえってコミカルな演技の小道具として威力を発揮し、すごいな、楽しいなと感心しました。客席からは「ブラボー」の掛け声は我慢して、盛大な拍手が送られていました。緊急事態宣言が出され、今は休館中ですが、本番までに状況が改善し、無事初日を迎えられることを祈るばかりです。

楽しみなこと

コラム

クリニックのお隣は、兵庫県立芸術文化センターです。去年はコロナの影響で、次々と公演がキャンセルになり、ひっそりとたたずむ大きなホールがとても寂しく感じました。コロナはまだまだ終息が見えませんが、コンサートや演劇など、少しずつ開催されるようになってきました。毎年夏に行われるオペラを楽しみにしているのですが、去年はもちろん中止。今年は楽しいメリーウィドウが予定されているので、ぜひ予定通り開催してほしいと思います。華やかな舞台を見に、おしゃれして出かけることを考えるだけで、日々自粛自粛の鬱々した気持ちが晴れるような気がします。心の栄養も必要です。「マスク・手洗い・消毒」の基本的な感染対策をしっかりして楽しみたいと思います。

三寒四温

コラム

三寒四温で春がだんだん近づいてきました。緊急事態宣言も解除され、また少しずつ様子を見ながら人の動きも活発になっていくのでしょうか。マスクが手放せない生活になってから、鼻と口をマスクで覆っているので、呼吸で何となくしっとりしているような気になっていたのですが、実は肌ものどもとても乾燥しているそうです。今頃の時期は冬の空気の乾燥と、春の花粉やPM2.5などのアレルギー物質の飛散で、ダブルパンチ、ダメージがソース画像を表示大きくなります。トラブルを避けるためには、こまめな給水と、肌の保湿が必要です。日差しはやわらかくても紫外線がだんだん強くなってくるころですから、日焼け止めも大事。コロナだけでなく、敵はたくさん。外に出るときはしっかりガードして活動したいですね。2021-03-05

やっと春ですね

コラム

やっと春ですね。コロナもワクチンの普及とともに付き合いやすくなると思います。どんどん出かけましょうとは口が裂けても言えないですが、気分がそうなってくるのは自然。昨年の春が恐怖の中での自粛だっただけに、早々に旅行や宴会の予約をする方もおられると思います。人生は後戻りはできません。今苦しい方も、ともかく前向きに進みましょう。何とかなるものです。私(院長)もコロナで生活が一変。極端な早寝早起きになりました。もう遅くまで外出する気もありません。一挙に老化が進みました。皆さんはどうですか?

感染症対策をして、春を楽しみましょう。

もう少しステイホーム!

コラム

1月は冷蔵庫の中にいるような寒い数日を経験しました。コロナもどうなるのか。ワクチンが果たして安心につながるのかなど、まだまだ先の読めない状況です。何か新しいことをするにも足を踏み出せない。春から就職や入学を控えている方はワクワクするより不安が先かしら。

 地球という惑星ができたのが45億年前、生物(有機体)が出現したのが38億年前。50万年前にネアンデルタール、20万年前にホモサピエンスが進化し、3万年前にネアンデルタール人が絶滅し、1.3万年前にいよいよホモサピエンスが唯一人類種として生き残り、我々は今その過程に生きています。時間の長さがあまりに凄くてそのうちの100年足らずしか生きることができない自分たちが、次の新しい生物・超人(AI,ウイルス、その他の新生命体)にとってかわられるのは十分起こりうることなのです。そう思うと「人生」って何なんだろうなあ。何のために生きているのかなあ。自分が死んだらもう何も残らないものですもの。したことっていうと、種の継続に協力したことかなあ。

 あまり深く考えず、楽しんだ方がいいのですが(笑)。もう少しステイホーム!

謹賀新年

コラム

あけましておめでとうございます。新型コロナの影響で、お正月だというのに、帰省もできず、外食も控えたため、なんだか平素より家事で忙しかったような気がするのは、私だけでしょうか。疲れたお正月休みが明けたとたん、緊急事態宣言が出されようとしています。新型コロナが広まりだして、ほぼ1年。まだまだ個人の努力が必要だということのようです。冬もこれから本番、寒さと乾燥に負けないよう、体調を整えなきゃですね。温かいものに生姜や唐辛子を足して食べたり、ゆっくり深呼吸したり、外での運動はおっくうでも、温かくした部屋の中でストレッチや座ったままのひざ上げなど簡単な運動で、筋肉に刺激を与えて、血液が体の末端まで届くようにすると自律神経のバランスが改善されるそうです。寝る前に、好きな香りのクリームやオイルで首や肩、ふくらはぎのマッサージをすると1日の疲れも癒され、気分良く眠れる気がします。ぜひ試してみてください。クリニックは今のところ通常通り診察しています。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

明けましておめでとうございます

コラム

明けましておめでとうございます。

コロナが早く終息しますように。

外来へ来るのがちょっとと思われる方は、オンライン外来が使えますよ。

すごい時代!

それはいい、と思う方は受付に声をおかけくださいね。

感染対策中です

コラム

気温が下がってくるにしたがって、コロナの感染者数がまた増えてきました。5月ごろから感染者が増えるにしたがって、徐々にクリニック内の感染対策を進めてまいりましたが、最初のころは手に入りにくかった、消毒液やマスクも不足することなく落ち着いて、臨時で設置したパーテーションもしっかりしたものに置き換えることができました。来院される皆様も、必ずマスクをしていただいており、検温にもご協力いただいております。外気を入れ、空気を循環させているため、いつもより少し室内の温度が低いですが、今年の冬は少しみなさんに我慢していただかなければなりません。手指の消毒とともに直接触るものは、こまめに消毒作業を行っています。完全完ぺきはないとしても、できるだけ皆様の不安を少なく診療をするため、スタッフ一同細心の注意をはらっておりますが、もし気が付いたことがありましたら、お声かけください。待合い室の混雑を避けるためにもできるだけ、予約をとって時間通りの来院をお願いしていますが、診療内容によっては時間通り進まず、お待たせすることもあり、難しいところです。電車やバスを利用しての外出に不安があって、来院し難い時や体調がすぐれない時は、オンラインでの診療をご利用ください。初めては皆さん利用をためらわれるかもしれませんが、一度画面越しにドクターとお話されて便利さを実感されると、リピートされる方が多いです。興味のある方は是非始めてみてください。

曽爾高原

コラム

すすきを見に、奈良県の曽爾高原に行ってきました。西宮から車で約2時間、春夏の高原ハイキング、秋の夕日に映えるすすきが有名なところです。あいにくの曇天でしたが、雲に覆われた真っ白な空と、雲に反射して真っ白に光る池、一面のススキは何とも幻想的な風景でした。池の周りの遊歩道には木製の小さな灯篭が等間隔で立っており、11月末ごろまで夜には灯がともるそうです。朝から雲の中を歩くように小一時間、時折突風にあおられながら歩いて、すっかり体が冷えたところで、すぐ近くの曽爾高原温泉へ。露天風呂もある源泉かけ流しの温泉は、程よい温度と驚くほどぬるぬるとした泉質ですが、湯上りはしっとりつるつるのお肌になります。おなかが空いたところで、併設のファームガーデンで地元の野菜をふんだんに使ったランチをいただきました。米粉で焼いたパンも人気です。珍しい野菜では、見た目はサツマイモ、食べると果物の梨のようなサラダヤーコンなるものが売っていました。帰りは道の駅で柿を買いましたが、生産者のお勧めの食べ方が、なんとウイスキーを少しかけて食べるというもの。晩餐に試したところ、なんとも美味しい大人のデザートになりました。なかなか遠くへは行けませんが、近くでも新しい発見と、秋を満喫できた1日でした。

秋らしくなってきました

コラム

急に朝晩冷えて、秋らしくなってきました。季節の変わり目には風邪をひきやすくなる方もいると思いますが、今年はずっと外出時にはマスクをして、手洗いうがい、手指の消毒など気を付けているので、例年よりもインフルエンザの流行も抑えられるかもしれないとも言われています。とはいえ、どんなに気を付けていてもかかることはあります。備えあれば憂いなし。

インフルエンザワクチンの接種が始まりました。高齢者の方から優先的にといわれていますが、ご希望の方は年齢に関係なく受けていただけます。体調の良い時に、これからの年末年始の予定も考えてベストなタイミングで早めに接種をおすすめしています。

来院時には皆様に検温を実施しております。受付には透明のパーテーションを設置し感染防止に努めています。待合いの混雑を避けるため、予約での診察をお願いしております。できるだけ待ち時間が短くなるよう、職員一同できる限りの対策を日々考え、実施しておりますので、どうぞ安心してご来院ください。お待ちしております。

水分と塩分を補給しましょう

コラム

お盆を過ぎても暑い日が続きます。加えて今年はコロナの影響で、マスクを外すことができません。のどの渇きに気づきにくいためか、いつもより熱中症への注意が必要です。熱中症になると、疲労感や手足のしびれ、頭痛などとともに、高熱になります。すぐに水分を補給して、体を冷やすことが重要です。ところが同じように疲労感や頭痛を感じても、熱は高くない時があります。そんな時は「低ナトリウム血症」かもしれません。多量の汗によって体内のナトリウム濃度が下がって、ひどくなるとけいれんや意識障害を起こします。熱中症とちがい水分の大量摂取は逆効果です。熱中症と症状が似ているので、要注意ですね。ただきちんと食事をとっている人は、食事から塩分を補給しているので、重症になる心配はあまりありません。どんなに暑くてもきちんと食事をとることが、体調管理の基本ですね。食欲がなくても、梅干しでお茶漬けや冷や汁など、食べやすくて塩分と水分が補給できます。冷たいものばかりだと内臓が疲れてしまうので、温かいものもとるようにしましょう。日中はともかく朝晩涼しくなって過ごしやすくなるのが待ち遠しいです。

密を避けるため

コラム

外出自粛が明けて6月から診察に来院いただく方が増えてきました。クリニックとして感染防止のため、消毒や換気、飛沫防止のパーテーションの設置などとともに、待合いの混雑を少しでも少なくするため、スムーズな診察と待ち時間の短縮に取り組んでいます。みなさまにもできるだけ予約を取って予約時間に来院していただくようお願いしているところです。少しづつ感染者が増えてきていますが、体調に不安があって外出しにくい時や、夏休みに入ってお子さんを連れては来院しにくいなどありましたら、ぜひオンライン診療をご利用ください。パソコンやスマートフォンを利用して診察が可能です。ご希望の方は、開始前にアプリのダウンロードと同意書への署名が必要ですので、ぜひ事務スタッフへお声かけください。

withマスク

コラム

収束してきたかなと思われた新型コロナウィルスの流行ですが、また少しずつ感染者が増えてきました。国内で感染が広まり始めてから、5か月あまり。外でのマスクは当たり前になりました。暑くて息苦しくても、外すわけにはいきません。おすすめは、レディフィール。もともとおりものや汗ムレなどから肌を清潔に守るために、考えて作られたレディーフィールは抗菌・殺菌などの効能ががある自然由来のアロマスプレーです。素肌にも優しいので、気になる方は、ぜひクリニック内にテスターが置いてありますので、マスクや、素肌につけて香りを試してみてください。

新型コロナウィルス

コラム

コロナ感染症が全世界を恐怖に陥れて4か月が過ぎた。
マスクをしていないと何となく居づらい状況は続いているが、一時は神経質に何でも拭いていたが、自分の中で他の菌と同じように感じられるようになったのか、過度にすることはなくなった。
手洗いも一時より普通になっている自分がいる。
そもそも、空気感染はしないといいながら、小さな飛沫は2メートル以上飛んで10分以上漂うとか(エアロゾル感染)がまことしやかに語られる。

毎年流行るインフルエンザもウイルス性の風邪も同じなのに・・。

科学誌「液体の物理学」に掲載されたこの研究によれば、人が咳やくしゃみをすると、唾液は飛沫となり、次に湿気をふくんだ温かいガスの雲のようなものになるという。
これによると唾液の飛沫は6メートル飛ぶこととなり、45分漂うらしいと論文は述べている。

知らないことは幸せなことで、第一類感染症といわれる感染力の強い疾患のなかには、コロナよりはるかに感染力の強いものがある。
有名なものでは麻疹(はしか)だ。
大人でかかると脳に障害が起きたり、死に至る。
一部の年代層では抗体を持っていない人も多くあり、予防接種を呼び掛けているが、世間の人はあまり意識していない。
風疹も奇形や難聴を起こすことから妊娠可能年齢の人は神経質にならなければならないが、これもコロナよりはインパクトが弱い。

私たちは、そもそも、細菌、真菌、ウイルス、原虫など・・さまざまな人間に害をおよぼすと考えられるものと共存している。
そして、その悪者たちと一緒に生活することで、免疫力を獲得し、防衛するシステムを体に持っていて、それらと戦って勝つことができる。
小さい子供たちは全く免疫のない状態で生まれてきて(母親から獲得し免疫のあるものもある)いろんなウイルスや菌に暴露されて、成長する。
その時には高い熱を出すなど、体にいろんな症状が出る。
熱はウイルスの働きを弱める自己防衛でもある。
人間はうまくできている。
ただ戦いに必ず勝てる力があるとはいえず、抵抗力がなければ、過去には、負けて死ぬしかなかった。
現代では、薬というものがそれを援助してくれることができるようになってきたし、またワクチンという弱く感染をおこして、その病気に対する抗体を前もって作り、病気から守ってくれるものまで登場してきた。

今回のコロナにはそれがまだない。
だからみんな怖がるわけだが、日本における感染率は非常に低く、最も多かった時でも東京で10万人に4人だ。
一般的な衛生手技で普通の生活の人はたいてい感染しないはずだ。
昔ペストが流行ったころは、進んだ医療もなく何百万人の人が全世界で亡くなった。
そのために食物を作るいわゆる農業を担う人もいなくなり農地は荒れ果て、家畜をかう人が急速に増えた。
そして人間は肉や乳、卵などのたんぱく質をたくさんとるようになり、急速に寿命が延びたという。

パンデミックの後は、想像ができない人間の、そして文化の、産業の変化が起こることは間違いないらしい。

with コロナ

コラム

緊急事態宣言が解除され、経済活動が徐々に動き出しています。外出機会も増え、マスクが手放せない生活になりました。日差しが強くなってきました。日傘をさすと自然とソーシャルディスタンスが保ててよい感じですが、マスクで覆われた顔は暑くて仕方ありません。いろいろな企業が夏用の涼しいマスクを企画しているようなので、早く販売してくれないかなと思うこの頃です。マスクをしているとのどの渇きに気づきにくくなるといいます。水分補給をして熱中症にも気を付けて過ごしていきたいですね。

開院20周年を迎えました

コラム

5月、開院20周年を迎えました。ひとえに皆様方の温かいご支援の賜物と、職員一同感謝しております。皆様のご期待に応えられるよう、一層尽力してまいります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

外出の自粛が続いています。

コラム

皆さんは家でどのようにお過ごしですか?外出自粛も1ヶ月続くと、毎日の些細なことが大変に感じてきます。掃除するにしても、家族全員が家にいると、しにくいですよね。食事の用意も大変。3食自宅で用意するとなると、買い物する量も増えるし、家計を預かるものとしては食費も気になるところです。気晴らしをしようにも、外に出かけること自体、いけないことをしているようで、せっかくの良いお天気も家の窓から眺めるばかり。

でも、自粛だからって、楽しんではいけないわけではありません。免疫力をあげるためにも、笑顔になれるようなこと、取り入れたいですね。ネット上にもいろいろなコンテンツが、無料で楽しめるようアップされています。見逃していたドラマや映画をこの際どーっとまとめて視るのはどうですか?手芸の好きな方でしたら、手作りマスクにちょっとイニシャルを刺しゅうしてみても楽しめます。

運動はなかなか家の中では難しいですが、私のお勧めは、某テレビ局でほんのちょっと流れる筋肉体操です。見ながら真似て腕や上半身を動かすだけでも、パソコンなどで凝り固まった首や肩が、ほぐれる感じがします。

もう少し続く自粛、みんなで頑張ってこの状況を乗り越えて、早くいつもの日常が戻ってきますように。

コロナ

コラム

過去に世界中を震撼させたスペイン風邪やペスト。たくさんの人が治療法のない状態で感染し亡くなった。今回2020年に広がっている新型コロナウイルス。このウイルスの賢いのが、皆が死に至るのではなく、軽症・無症状の人がたくさんいることだ。宿主が死んでしまうとウイルスは生き残れない。感染した宿主が動き回ることで感染を拡大する。鳥インフルエンザや豚ペストなど、動物に感染症が発生したら、すぐに大量殺傷処分ができるから、割と早いうちに終束をむかえることができる。
治療法やワクチンがない状態で、人が全く動かないようにして、他人との接触を全く断つことは不可能なので、この病気はまだまだ終わりが見えない。8割が抗体を持つと収束するなどと言われたが、重症化するものも1割超なので、その間に何百万人いや全世界では何千万人が死に至る。それを待つしかないほど、われわれは知的能力をもちあわせないのだろうか。宇宙の惑星に、ロケットを寸分たがわず着陸させる計算能力、化学的技術も持っているし、科学的な能力は宇宙人にも引けを取らないだろうなと思っている。
でも、それでも勝てないものはある。

中国のように強権的・独裁政治のほうが今回の封鎖的措置は簡単であり、その分、終結もはやい。日本のような、人権を尊重し、法的根拠にもとづいた合意がないと強制力が発揮できない政治を行う国は、感染症には弱い。自主性というものほど、人間によって差があるものはない。日本は良識、常識を重んじる国。今回はそれが試されている。万一うまくいけば、国として世界のトップの位置づけになり、最高の評価をされるだろうと、夢見ていた。しかし、99%そうではない現実が見えてきたのは私だけだろうか。

オンライン診療

コラム

コロナウィルスの感染が問題になっています。一人一人が感染防止につとめて、また、もし感染しても重症化しないよう、規則正しい、睡眠食事をしっかりとる生活を心がけましょう。クリニックでは、以前より、定期的に受診されている再診の患者さんで、診察時間に来院が困難な場合、オンライン診療の案内をしています。感染症の予防対策としても効果的ということで、厚労省も臨時的に対応を認めています。通信機器を使ってドクターとお話していただき、処方箋を郵送させていただきます。3か月に1回程度の来院は必要ですが、遠方や、小さなお子さんがいて外出するのはこの時期不安なかた、ぜひ一度ドクターへご相談ください。

コロナ

コラム

えらいことだ。
昨日東京に行ってきた。
観光客の激減は予想していたが日曜だからか日本橋の道路でさえ信号無視で渡れるくらい空いている。
日本、いや世界の経済の打撃を心配せざるをえない。
運の悪いことに半年後オリンピック。
いやはや世界第2位の経済大国が、感染対策、衛生意識が欠如している。
国民のまだグローバリティー、パーソナリティーの成長が急速過ぎてついていけなっていないのだろうか、しっかりした世界的に適応できる基本的な教育を急いてほしい気持ちは否めない。

しかし、新型コロナってどんな恐ろしい病気だろうか。
実際通常の医療レベル、保険再作ができている国なら、致死率は通常のインフルエンザと大差ない。
あとから判明した陽性率なんて、医療関係者なら理解できる当たり前のことだ。
飛沫感染、接触感染もウイルス感染症には当たりまえ。
細菌感染と違って免疫力の低い人には危ないが、薬物投与に期待しなくても人間の免疫力で対処できる感染症だ。
アメリカでは今年はこの10年で最もインフルエンザが流行しており、CDC=米疾病対策センターによると、今シーズンの感染者数は、これまでに推定で2200万人、死者数は1万2000人に上っている。
専門家からは、子どもの死者数が例年より増える可能性も指摘されている。

ただ、子供がよくかかる突発性発疹や通常かかる扁桃腺炎でも、感染性の強い指定伝染病はたくさんある。
これはコロナよりももっと感染リスクは高いといえる。
通常のウイルス性の風邪にしても子供は咳やくしゃみを平気でするので、日常その間その子供をしってかしらずか平気で連れ歩く家族たちと一緒に生活して感染させられている。
スーパーなんてもちろん、通勤も含め、日常の生活のラインにいくらでも感染の機会はあるのだ。
しらないことは、幸せ。
これって夫の浮気と近いものがある。

昨日私は孫の誕生日のお祝いをしに、わざわざ日帰りで東京に向かった。
前日娘から、アデノウイルスの感染と報告があった。
写真を見たら、目が真っ赤ではれている。
これは流行性角結膜炎だ!夫は、絶対触るな、玄関の取っ手も触るな。
としつこくメールしてくる。
到着したら、娘夫婦たちは、まるでコロナの病院の医療関係者のようないでたちだった。
わたしはプレゼントをわたし、公園でデリとテイクアウトのコーヒーで短時間話をして、ぐったりベビーカーで寝ている孫と短時間でおわかれすることになった。
2歳になる瞬間なのでおしゃべりもたくさん覚えたのに、まったく声も聴かず・・。
その孫が地下鉄のお別れの時、一生懸命手を振っていた。
いままでぐったりで、声もでなかったのに。

ばあちゃん、来月でも仕事やすんで(ごめんなさい、内緒ね)ハグしに行くからね。
と心から叫んだ。
皆さん来月休診したら許してくださいね。

知らないことは、怖いことだけど、知らなくて生きていく方が楽なのかもしれない。

クルーズ船のかた、お気の毒です。
お見舞い申し上げます。
私は一生世界一周クルーズはもともと興味なかったです。
数年後は、現役退いて、世界をトレッキングしていきます。
貧乏でよかったです。

ある新聞記事より

コラム

ある新聞記事より

現在、東大病院でドクターをしているその人は、中学生の夏

父親の仕事の都合でオランダから帰国したとたん、環境の変化に

ついていけずに過大なストレスを受けた結果、喘息が悪化してしまった。

現在では、「喘息は気管支の炎症」と理解し、日常的に吸入ステロイドを用いて炎症を

抑え、発作の予防を目指すが、当時30年ほど前は治療方法が確立されておらず

発作が起きてからの対症療法を行うのみであった。

根本に対処しない故、発作は繰り返し、苦しくて息が吐けなくなり、命にかかわる

大発作に入退院を繰り返す生活であった。高校受験に失敗したその人は、 そこで、

「病気に甘えてすべきことをしないでいると結局自分が痛い目に合う」と開眼する。

喘息の状態は相変わらずのままだが、自宅でも入院中でも救急外来でも、自分

で課した課題を実行することで、目指していた医学部に合格する。

現在も続く長い闘病で、体得した病気との付き合い方は

「最善の結果を生み出すには、社会生活を続けて気力と体力を充実させることが

何より重要」ということだった。

闘病しながら社会生活を続けるのは、難しいと考えてしまう。

しかし、社会生活の中で病気とも付き合っていくと考えれば

少しでも前向きになれるのではないかと気づかされた

記事であった。

「冷え症」改善のすすめ

コラム

日本人女性の約7割が冷え性といわれています。

太りやすい、顔や手足がむくみやすい、肌荒れが気になる、目の下にクマができる、イライラしやすい、記憶力が低下しているなど、ちょっと「冷え性」とは関係なさそうな症状でも、原因に体の「冷え」が隠れている場合があります。「冷え」の原因は様々ですが、冷たい飲み物や長時間のスマホ、無理なダイエット、睡眠不足、運動不足、鎮痛薬の使い過ぎやシャワー浴など近頃の生活習慣の変化が体温を下げてしまっているのです。「冷え」は様々な不調を招きます。まず体温が下がると免疫力
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も下がります。また血流が悪くなるので、必要な栄養や酸素が運べず老廃物の回収もうまくできなくなります。「冷え」を改善するために、できることからちょっとずつ生活習慣を見直していきましょう。「早寝・早起・朝ごはん」「頭寒足熱」「腹式呼吸」そしてなにより「休息」をとること。昔ながらの生活習慣には健康に過ごすヒントがたくさん。隠れ「冷え症」を改善して毎日のちょっとした不調を好調に変えていきましょう。

寒くなってきました

コラム

師走に入り、日が暮れるのがとても早くなってきました。朝晩の冷え込みも一段と厳しくなってきました。インフルエンザのワクチン接種が始まって1か月余り、皆さんはもう接種されましたか?寒さと空気の乾燥で、のどが痛くなったり、皮膚がカサカサしてかゆみが出たり、何かと不調を感じる季節です。最近何となく元気が出ない、肌荒れがひどくなった、風邪をひきやすくなった、手足の冷えもひどくなってきたなど、思い当たる方、風邪やウィルスにも負けないように、保湿や保温に気を付けましょう。寒いなと感じると、まず部屋を暖めたり、着こんだり、体の表面を温めることを考えますが、体の内側、内臓を温めることも大切です。鍋料理や、シチューなど、温かいものを食べ、飲んで、体の内側から体を温めましょう。生姜や唐辛子などをいつもの料理に少し付け足してみるのもいいですね。体の内側の体温が上がれば、自律神経の乱れが改善されて体調が整ってきます。まだまだ続く寒い季節を、元気に明るい気持ちで過ごしましょう。

最近思うこと

コラム

今年還暦を迎える。
私の母親は現在92歳。
それなりに足腰は悪いがしっかり92歳の人生を生きている。
咀嚼も嚥下もスムーズとまではいかないが、食べるものにはこだわりがある。
旅行もなかなか難しく、外食もいろいろなハードルがあり、もっぱら階段のないタクシーで行けるところでわがままが通る店でないと難しい。
唯一簡単に行けるのが、近所のにしむら珈琲店だ。
神戸では老舗であり、生まれも育ちも神戸で現在も御影在住の私にとって、駐車場が広く、おいしいコーヒーとケーキやパンのみならず、昔から変わらない喫茶メニューが神戸っ子には人気である。
平日は初老の方々や主婦の皆様の社交の場、日曜は家族連れが朝からブランチにやってくる。
いつも満員。
ホールスタッフも制服できちんとしたマナーの接客をしてくれて、食事の際にはちゃんとこぼした時の汚れ防止のひざ掛けタオルをくれる。

私が子供の頃は、パンもケーキもフロインドリーブ、ハム類はデリカテッセンだったと記憶している。
中山手にレンガ造りの本店があり、北野坂の上には、会員制のにしむらがあり、会員の方に同伴して感動したことがある。
そしてJR三宮のすぐ北にも店はあり、どの店も歴史を感じさせる作りで、絨毯も重厚、テーブルや椅子もレトロな木造りのもので、とても重い。
そうそうコーヒーカップも昔からかわらず分厚い重いもので、クリームはひとりずつ銀のクリームサーバーにたっぷりいれてあり、分厚いソーサーの横にそえられる。
50年以上変わらない。

いつ行っても変わらないものが少ない今、行くとホッとする気分になる。
今はケーキもパンもにしむら珈琲の傘下のセセシオンが作っているが、昔のフロインドリーブのパンとケーキの雰囲気は変えず、ドイツ系でよりおいしく作られている。
年齢層は様々だが昔からにしむら珈琲店を愛してきた人たちが足しげく通う姿は少なくない。

朝のモーニングのハムエッグセットは、一人用のフライパンに定番のハムエッグとトーストとサラダで、家庭のおしゃれな朝食の雰囲気で、なんとなく優雅な感じがする。
ほかのランチメニューなども昔から食器も盛り付けもかわらずだ。

昨日久しぶりに平日お昼前に三ノ宮のにしむらにふらっと行った。
初老の男性が新聞を読みながら遅い朝食を楽しみ、初老の女性も一人で、家が近所なのだろうか、毎朝来るようなことばをかわしている人もいた。
ビジネスマンやまだ若い人たちは、飲み物を味わうのもそこそこに話し込んでいるのに比べて、高齢の方々は時間をゆったり有意義に過ごしながら喫茶店という空間も楽しんでおられる。
ただびっくりしたのが、常連のような複数の女性が非常に高齢で、杖をついたり、ゆっくりしか歩けない。
食べるのもトイレ一つ行くのもかなり時間がかかりスタッフも気を配っている。
その人たちの服装が喫茶店に行く服ではないようなもので、皇室の公式行事に使うような帽子をかぶっている人もいる。
それがまた派手な色。
眼鏡もすごい色だったり、バックも派手。
着ていくところがなくなってきたから着ているのか、ちょっと認知にずれが出てきているのかそれは言及しないことにするが、違和感はかなりであった。
高齢者の全部がそうではないが、私の暮らしているところや芦屋などに行くと、一人暮らしのセレブはどうもそんな傾向にあるように感じる。
逆にいい歳をして若者まがいの服装の人もいて(すいません、私はいつもスポーツウエアです)、膝の出たスカートやジャージ。
これもどうかと思う。
「人の振り見て我が振り直せ」。
これから長寿の時代、色の美しい希少動物があちこちに出没するのかもしれない。

骨盤底筋を鍛えましょう

コラム

自分の意思に関係なく尿が出てしまう尿漏れ。寒くなってくると膀胱が刺激されて起こりがちになります。尿漏れにはいくつかの種類があり、男女によってもその原因が異なります。

女性に最も多いのはくしゃみや咳、歩行などで腹部に力が入ると漏れてしまう「腹圧性尿失禁」です。主な要因は骨盤内の膀胱・子宮・直腸などの臓器を下から支える「骨盤底筋」という筋肉が、加齢や肥満、妊娠・出産などの理由でダメージを受け弱くなり、尿を止めておく尿道口が緩んでしまうこと。「骨盤底筋体操」で改善できます。簡単な体操ですので是非取り組んでみてください。

男女関係なく起こるのが「切迫性尿失禁」です。急な尿意を催してトイレまで我慢できずに漏れてしまいます。その多くは膀胱が過敏になっている「過活動膀胱」や「頻尿」の症状がみられます。加齢のほか神経的な要因や、糖尿病のかたによく見られます。薬で治療しますが、生活習慣を見直すことも有効です。水やカフェインの取りすぎに注意して、意識的に排尿感覚を空けるようにしましょう。

尿漏れは生活の質を低下させます。外出するのがおっくうになって、レジャーをあきらめてしまうのはもったいないです。症状を自覚したら、早めに医療機関を受診して、予防・治療しましょう。

備えあれば患いなし

コラム

金沢マラソン走ってきました。
老体にムチ打ち何とか完走。
昔は関門時間なんて気にしたことなかったのですがどんどん遅くなってきていますね。
まあそれはいいとして、今回はすごい雨でした。
走っている時間の8割は雨に打たれており、そのうちの1時間は豪雨で下着まで雨で体に張り付き、これだけ降られたらレインブレーカーを着ていても何の効果もないわけです。
足も濡れて冷えて感覚がなくただひたすら前に行くしかないという状態で走りました。
でもパーカーを準備していただけまだましで、スタートのときに予報が曇りのち晴れであったことでランナーはほぼ半そでで雨具携帯をしていなかったので、冷えと濡れで体力を奪われて苦しんでいる方を目の当たりにしました。
金沢は今まで5回走りましたが、雨が途中降らなかったことはないので、私は事前に準備をしていたわけです。
金沢は、日本海側気候の典型的なもので、新潟もしかり、霧・ガスも多く、曇り空がしょっちゅうで予期せぬ小雨も多く、冬は雪空で日照時間が短いのです。
全国を走っているとこのような知恵が役に立ちます。

今回千葉や信州で豪雨が降り、河川の氾濫や堤防の決壊、町や田畑の冠水が大変な被害となりました。
千葉は平野が多く、また海抜の低い地域も多いですし、竜巻や風の被害も多い街です。
信州の須坂のあたりは日本の河川の中では2位の千曲川の影響で、いろんな中小河川からの水か集まってすごい圧になって堤防を壊しました。
私は信州が大好きで信州のことはかなり詳しく、この地区は前から危ないと感じていました。
いろいろな山から流れてきたものが全部集まって流れる川です。
春先も雪解けで水位がとても上がります。

昔から堤防決壊や水害はあるので、それなりに強化はしてきたのですが、この温暖化で山も雪渓が昔から比べると減っており、川に行く水は増えるばかりです。
日本は世界全体の災害比率の2割を占める災害大国です。
地震、火山の噴火、台風などのニュースが途絶えることはありません。
何かが起こった時の保証や修復の早さはさすがですが、それに甘えることなく、自分の住んでいる地域の特性を今一度見直すことが大切です。
ハザードマップ、予報などがかなりしっかりしてきた時代に、経験だけでものを判断するのは危険です。
「年寄りの知恵」とか「おばあちゃんの知恵袋」はいい方向に効果を示すときもありますが、逆もあります。
今までなかったことに対して妙にかたくななお年寄りは珍しくありません。
そして自分はもう死んでもいいからと言って非難を拒み、周囲に迷惑をかけることもあります。
ひとりひとりが気を付けることが、救難の件数を減らし、2次災害も防ぎます。
自分が気を付けることでいろんな事がよい結果につながることを今一度認識してほしいと心から思っています。

不急の119番

コラム

全国の救急車の出動件数は10年連続で増加し、今後高齢化とともにますます増え続け2035年ごろピークを迎えると試算されています。119番通報の中にはかすり傷や軽い腹痛など緊急性の低い通報も少なくありませんが、通報者が搬送を求めれば、病院に運ばざるを得ないことが多いのです。

救急車が現場に到着するまでにかかる時間【レスポンスタイム】が、ここ10年で1分半以上遅くなっています。レスポンスタイムが1分遅くなる毎に、心配停止状態の場合の救命率は5~10%ずつ下がっていくと言われています。出動件数の増加に救急隊の人員が追い付いていない状況で、隊員の過労も懸念されます。

救急車を呼ぶべきかどうか、迷った人の相談を受ける救急専用電話があります。それが【#7119】です。大人向けの相談窓口で、まだ全国展開はされておらず開設地域が限られますが、原則24時間365日相談を受け付けてくれます。これ以外にも独自の医療ネットを運用している地域もあります。

子供向けの救急相談窓口は【#8000】です。こちらは全国展開されています。

いざという時、救急車が、一分でも早く、必要とする人の元へ駆けつけられるように、どうしようかお迷ったときは、ぜひこの相談窓口を活用したいですね。

更年期高血圧に注意しましょう

コラム

女性の高血圧は更年期を境に急激に増加します。更年期になるとどうして血圧が上がりやすくなるのでしょうか?

更年期によくみられる症状(めまい、動悸、いらいら頭痛、ほてり)は、女性ホルモンの一つエストロゲンの減少で、ホルモンバランスが乱れることが原因と考えられています。エストロゲンの減少に伴い、自律神経の働きが乱れ、血圧のコントロールに大きな影響を与えるため、今まで血圧が低めだった人も、ずっと正常値だったという人も、気づかぬうちに高血圧になっていることがあるのです。

更年期高血圧の特徴は、血圧が不安定で変動しやすいことです。普段はそれほどでもないのに、病院での血圧測定では高くなったり、めまいや頭痛などの症状と併せて血圧が上がったり、いらいらや睡眠不足が原因で高くなったりと日常のちょっとしたことで血圧が変動しやすいのです。

更年期は、子供の独立や就職、親の介護、仕事・職場のストレスなど、生活の変化が重なって、いらいらや不安を感じることが多い時期です。その結果、血圧が上がるとさらに不安やストレスが増してしまうという悪循環を起こしやすいのです。

一時的な血圧上昇ぐらいと思って放置すると、慢性的な高血圧状況になりかねません。高血圧になると動脈硬化も促進し、脳卒中や心筋梗塞という重大な病気のリスクも高まります。

皆さんには来院時、血圧測定をお願いしています。ぜひ自分の血圧が、普段どれくらいで、どんな時に高いのか知っていただき、更年期の症状とともに早期に治療していただければと思います。

「いろいろ考えてつぶやく」【後編】

コラム

日本は、問題点こそあれ、全世界からみれば、究極の貧困もなくある程度の生活は守られていて幸せな国だと感じるのは私だけでしょうか?教育が受けられないために、社会的知識や保健衛生教育を学べずに、非人道的な行為しか生きるすべのない人たち、無力で逃げるしかない人たち、見えない病原菌にやられていく人たちがどれだけ世界中にいるか。

日本は、戦争というつらい時期を経て、急速なスピードで今の経済大国に成長した。国民の民度も高いと私は思っている。規則も守れて、真面目であるということは他の国に誇れる。

この日本を作ってきた、「譲り合え、分かち合える優しい心」が近年欠如してきているのではないかと感じている。自分中心で他人はどうでもいい。どこかの国の人みたいだ。年金も2000万円用意した方が楽な老後をおくれるという国の非公式ではあるがのメッセージに、驚きと恐れを感じた人はどれだけいるのだろう。マスコミはそればかりを取り上げるが、100歳まで生きるかもしれない時代。2000万円でもたりないと思う人は少なくないだろう。

子育ては24時間待ったなし。子育て中の女性が働きながら保育所の機能に期待しても、男性並みにいわゆる日本的働き方はどうしても無理になる。東京には、託児付き、晩御飯提供サービス、イベントや塾も付いたマンションができ始めている。

やっぱり最終的に自分の生活を理想的に送りたければ、自分でお金もつかって守っていくしかないと思いませんか。公的なものが充実している国は、収入の半分以上の税金を持っていかれ、働いても働いてもお金も残らなければ、働かなくても生活を見てくれるシステムのため、楽に聞こえるけれど、国の経済力、労働意識は大変低い状態で、アル中や神経疾患も多いのです。競争社会がもたらす経済発展、人間の闘争心とモチベーションはやはりある程度掻き立てていかないとだめだろうなと思います。私は暇だと“うつ”っぽくなります。忙しいと悩みもしんどいのも忘れて、時間がたち、充実感を得て1日を終われます。頑張ることはしんどいけれど、この歳になると自分を褒めてくれる人なんていない。褒めてあげることができるのは、今は自分だけかもしれません。体が動く間は自分のために、患者さんのために、そして日本のために働くという意識を持ちたいと思っています。

「いろいろ考えてつぶやく」【前編】

コラム

G20も終わり、それなりにうまくまとめた日本と思った矢先、暗雲が立ち込めていた韓国との貿易戦争が始まった。なにがあっても「何も言えない日本」「ひとがよいにもほどがある怒らない日本」が静かに怒ったということになんとなく私は拍手を送ってしまった。当然みんなと一緒にやっていきたいのは、だれでも同じ。でも、うまくいかない相手もある。その時に自分の人間関係においても、その相手とはそつなく、さらっと付き合い、自分の味方と思われる人とはしっかり付き合うなどの手腕は必要になってくる。しかし、人間関係を持つのが苦手、集団になじみにくい人は、それがうまくない。それに加えて、言わないといけないことが言えない、そういう人が苦手意識を持っている相手は、たいてい強い発言をする人だ。そういう人は決して悪気を持っている人ばかりではない。相手に対して正面から向き合う人、ちゃんと物事を進めるために歪曲した発言をせず、しっかりとメッセージを伝えているだけのこともある。また、その人が上の立場であれば、愛があるから、もしくは教育的指導することで改善の余地があると思ってくれている相手で、自分が弱腰にならなければ、自分を成長させてくれる人である可能性もある。もともと、自分に興味のない人は、叱ってくれもせず、淡々とした関係性しか作ってくれない。喧嘩ができる相手は仲良くもなれるともよく言われる。
日本人は、いや人は、物事を考えるときにまず自分中心に考える。それは当たり前だが、立場や職業においては、それを二の次にしないといけないこともある。社会性を身につけた人間は、自分以外の人のことを考える能力を身につけていく。街頭インタビューでも、年金問題、税金問題を聞かれて、自分中心の答えしかできない人には社会性がないとしか言えない。高校進学率が9割以上と言われる日本において、そのような教育はできているのだろうか。高齢者には自分中心の目線が目立つ。経済的に心配のある人たちは当然公的な支援、物価や税金が低いことを、大手を振って希望する。では、どこに財源があるとおもっているのだろう。
保育の問題でも、国は保育所の増設をしようとしているが、一部の自治体では自分のところには子供の声がうるさいから、保育所を立ててほしくないという反対をマスコミに向かってアナウンスする。廃棄物処理場、火葬場、最近では、ワクチンなど製造研究する生化学研究所にまで、「何でも反対自己中心マイノリティー」の反対メッセージがマスコミを通じて影響してしまう。じゃあ、どうするんですか?そういう人は「天空のパラダイス」をご自分たちで作って住まれたらいい。税金も払わず、好きな人と好きな景色と嫌なことが全く起こらないパラダイス。それを作るのにどれだけ資金を投資する必要があるか、自分のことを自分でするということを一度経験すればよい。

梅雨の時期に多い”水太り”

コラム

梅雨になるとなんとなく体が重く感じたり、むくんだりすること、ありませんか?

湿度が高いこの時期、実は体の中にも余分な水分が溜まりやすくなります。体内の水分が過剰な状態を”水太り”といいます。

吸い込む空気は水分を多く含んでいる一方、空気が湿っているので、呼吸や皮膚から排出している水分は蒸発しにくく汗も乾きにくい。そのため体は余分な水分をため込みやすくなります。

体内の水分が過剰になると、さまざまな不調を起こします。むくみや頻尿、くしゃみ・鼻水、下痢、頭痛やめまい、不眠など、あてはまる症状が多ければ”水太り”状態かもしれません。

”水太り”の影響で冷えた体は、血流や内臓の働きも悪くなります。そうすると体内の水分調整を行っている腎臓の機能も低下して、ますます体内の水分量が過剰になっていくという悪循環に陥ります。腎臓の機能が低下すると下半身が衰えやすくなり全身の老化が進んでしまうかも。

体内の水分の代謝をよくするためには、まず体を温めること。お風呂に浸かって汗をかく、スクワットなどの筋トレを行って下半身の血流をよくするなど。

食事では、体を温める生姜やニンニク、水分の排出を促す緑豆もやしや冬瓜を意識して摂取しましょう。飲み物は温かいものか常温で。

”水太り”を解消して梅雨を元気に過ごしましょう。
参考:【美感遊創(SUNTORY)】

プラセンタ療法のご案内

コラム

更年期症状に対して改善効果を示すとされるプラセンタエキスの注射を保険診療で開始することになりました。効果はホルモン療法より劣るものの、症状の軽い方や、とりあえず何かやってみたいけどホルモン補充は・・・という方にお勧めです。週2回程度の注射で治療します。費用は1回500円程度です。対象は45歳~59歳の更年期症状がある方で、乳がんの既往がない方、現在ホルモン補充療法をされていない方になります。最近イライラする、眠れない、すぐ起きてしまう、なんとなくだるい、息切れするなど体の不調を感じている方、ぜひ一度担当ドクターへご相談ください。

青魚を食べて健康な血液に

コラム

大型連休も過ぎ、忙しい日常に戻ってきました。
朝晩はまだ少し肌寒いこともありますが、日中は半そでで過ごせるほど気温も上がってきています。新緑の季節、爽やかな風と青空、本当に気持ちのいい季節です。
ただし紫外線は強く、空気も乾燥していて、肌やのどにトラブルを起こしている方も多いのではないでしょうか。
5月病といわれるように心身ともに疲れを感じる時期でもあります。自覚症状がひどくなる前に、リラックス&リフレッシュを心がけましょう。
体調を整えるために重要なのは、睡眠と食事です。
近頃サバ缶がブームになって、本屋でもサバ缶のお料理本が平積みされているのを見かけます。
青魚のDHA・EPAが血液をサラサラにしてくれるとか。
ドロドロ血液が引き起こすトラブルには、疲れやすい・肩こり・腰痛・冷え・肌や髪の水分不足など、あてはまることがありませんか。
血液の健康はとても大切です。
DHAとEPAには赤血球を柔らかくし、血管をしなやかにして、さらに中性脂肪やコレステロールの合成を抑制し、血液の中に必要以上に流れ出るのを防いでくれる働きがあります。
熱に弱いDHAとEPAをより効率よく取り入れるためには、朝に生で食すこと。
でもなかなか朝からお刺身は難しい。そこでサバ缶の登場となるわけです。
ブームに乗って種類もたくさん出ています。色々食べ比べてみるのも楽しいのではないでしょうか。
楽しみながら健康に、連休明けの5月を過ごしましょう。

進歩

コラム

できるだけ勉強のために学会に行くようにしている私が最近頓に感じることがある。
医学の常識の変化だ。
わかりやすく言えば、私が医者になった30年くらい前、
ピルは体に悪い薬とされていた。
乳がんになると乳房を全部取るのは当たり前だった。
今ではそんな事を言う医者は居ない。

医学が進歩している以上、いろんな変化は当たり前だ。
ゲノム医療、抗がん剤の進歩などは日進月歩という言葉がピッタリ。
毎日のように新しいレジメ(使い方)ができている。
バイオマーカーなどもしかり。
一般臨床をしていると、悪性腫瘍の最新医療現場の先生の常識との差にあんぐりさせられる。
やはり、最新腫瘍医学に長けた先生はそれだけを極め続けているわけで、
ジェネラルベーシック(一般)な医療の最新知識はお持ちではないわけで、それぞれ専門性があってしかりである。

さらにITの世界が我々を襲う。
細胞診も、画像診断も今やITがスクリーニングする時代だ。
人間はソフトウェアが曖昧だと判断したものだけを見ればいい。
かなりの正確さらしい。
こうやって進歩していく時代に必死で食らいつき続けるのだ。

接客

コラム

緊急発言したくなったので書きました。
腹立たしいので、反対意見もあるでしょうが発信します。

本日コンビニで出会ったおばあさんの話です。
ドリンクのあたりで店員を呼び止め聞いていました。
おばあさん「このリンゴの味のやつほしいんやけど」
店員「これですかね」
おばあさん「こんなんわからへんやん、なにか」
店員「アップルと書いてますので」
おばあさん「アップルがリンゴかなんか年寄りにはわからへんのや。ちゃんとわかるように書くように言っておいて」
さらに
おばあさん「わたしこれの小岩井のがほしいんやけど、生協にはあるんやけどここはないの?」
店員「これしかありません」
おばあさん「ローソンにもあったんやけど」
店員「うちは〇〇です」
おばあさん「どこにでもおいといて。それとちゃんとリンゴやと分かるように書くように会社に言っときや」
店員「この商品は○○という会社の製品ですので会社に言っていただいた方がよいと思います(丁寧に静かな口調)」
おばあさん「あんた対応悪いんとちゃう?上司に言うたらええんや。態度悪いで……」
こんな感じでした。
私はどつきたくなりましたが、店員はつねに冷静で怒りが伝わることない対応をしていました。

そのあと、私がレジに行き、その店員さんに
「カスハラいうたらこのことやね。大変やねえ。コンビニはいろんなひとがくるから、気の毒やわ。」
と言うと、その店員さんは
「いいえ、嫌な思いをさせてしまいまして申し訳ありません。お客様の声は、どんなことであれ、一応上にあげることになっております。」
と返されました。私は
「あんな勝手な言い分、言うこときいとったらきりないやん。相手にせんかったらええのに」
と言いましたが、もういちど
「ありがとうございます。でも一応そうする決まりですので。本当にお気遣いさせてしまい申しわけありません」と。

皆さんはどう思いますか?
昔「お客様は神様です」という流行語を作った人がいましたが、その人をつるしあげたいくらい、今になるとこの言葉は最悪の言葉ですね。
私の仕事もある意味接客業です。
幸い当院にはクレーマーという範疇に入る方はいませんが、同業者の話では
明らかに理不尽な要求を突きつけ、お断りしても「訴える!」「知り合いの怖い人を連れてくるぞ」など脅してくる方もいるそうです。
こういうのはまさしくクレーマーと言う方ですね。

若い方でまだまだ教育が行き届いてない、社会にまだ叩かれたことのない年齢の方はまだしも、
分別のついてしかるべき高齢者のこのタイプが一番恥ずかしく、見てて不快です。
様々な経験をしてきてものの良し悪しを判断できるはずのものが、自身は社会に貢献していないどころか、
社会に貢献し年金という形で養ってくれる若者の足を引っ張るとは社会がおかしくなるのも当然です。
高齢者が増えることで、若者には負担をかけ続けていかないと仕方がない人口バランスの日本。
私ももうすぐ高齢者の枠に入ります。
ここまでこれたことに感謝し、これからお世話になる若い人たちに感謝をし、できることはしていきたいと思っています。

あと、気になるのが、接客をしている際に揉めるのが嫌だからと思考停止し頭を下げて解決しようとする方です。
どんなクレームでも、謝ることが当たり前とされているのでしょうか、とてもいい気持ちはしません。
今回の方も「嫌な気持にさせてしまって申し訳ありません」と言われましたが、
私が嫌な気持ちになったのは本当は悪いことはしていないのに謝っている行為を見たことかもしれません。
間違っている相手には毅然とした態度で対応することが褒められるようになってほしいと切に思います。
ドライブレコーダー、監視カメラがあります。
だからこそ逆にこちらに非がないのにクレームをつけられたときは、毅然とした対応をしてもちゃんと神様が見てくれていますから。

春は変化の季節 心身ともに疲れを感じていませんか?

コラム

3月になって日中暖かい日もありますが、まだまだ寒いと感じることも多いすね。
春は気温の変化だけでなく環境の変化など、何かと忙しく疲れを感じる季節です。
ストレスがたまると自律神経の働きも乱れてきます。
生活のリズムを整えて、旬のものを食べて栄養を補給し、休養を取ることが大切です。
リラックスするため、心と体をほぐす体操をしてみませんか。
寝る前に行えばよりよい眠りへの導入になり、日中に行っても心身の緊張がほぐれ、充実した時間を過ごすスイッチになるでしょう。

「背伸び」
仰向けに寝て、両手を頭の上で組みます。手のひらを外向きに返したら、思いきり背伸びを。ゆっくり3回、繰り返しましょう。
「腰ひねり」
仰向けに寝て、両手を真横に広げ、膝を立てる。顔を左側に向け、両膝をそろえたまま足を右側に倒す。左右交互に3回繰り返しましょう。
「お尻伸ばし」
仰向けに寝て、左右どちらかの足を両手で抱え、ゆっくり引き寄せます。左右交互に、3~5回、繰り返しましょう。
「脱力」
仰向けに寝て、両手・両足を上げ、手足をぶるぶる震わせます。全身の緊張、筋肉がほぐれたら、手足を自然に下ろします。
※2週間以上、症状が続く場合は、専門医に相談しましょう。

参考:協会けんぽHP「快眠体操」

花粉症対策は先手必勝

コラム

今年も憂鬱な花粉症シーズンがやってきます。
今年は広い範囲で例年より花粉の飛散量が「やや多い」との報告があります。
早い地域では2月中旬から飛散開始となるため、
そろそろ今年の花粉対策をどうするか
検討を始める必要があります。
花粉症の3大症状といえば「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」
症状が少しでも楽になればと薬で対処する人は多いはず。
でも「効き目が長く続かない」「副作用で眠くなる」など悩みが聞かれます。
つらい花粉症シーズンを少しでも楽に乗り切るには、効き目に優れた、自分に合った
薬剤を使うだけでなく、使うタイミングが重要です。
花粉症では繰り返し花粉を吸いこんでいるうちに、炎症が進み症状が悪化してしまいます。
症状がひどくなってから、改善させようとするとより多くの時間がかかってしまいます。
花粉が飛ぶ前から、症状が現れる前に、ヴァレンタインデーまでに開始がポイント。
まず最初に点鼻薬と点眼薬を使い始めるとより効果があると言われています。
どんな症状が強いか、困っているかは個人差があり、薬も年々新しいものが出てきます。
医師と相談して、自分にあった花粉症薬を見つけて
先手必勝で乗り切りましょう。

2019.1 日経Goodyより一部抜粋

立春

コラム

1月もあっという間に過ぎ、立春を迎えようとしています。
今年の冬はとても寒い日が少なくしのぎやすかったといえるでしょうか。

当院では先月に電子カルテをリニューアルし、システムの電子化はどんどん進みます。
情報がインターネットから漏れる事件が後をたたないのに、銀行までもが窓口でもタブレット操作を要求し、こないだまでうるさかった個人情報の証明のための免許書提示がなしで暗証番号になったのは驚きです。
これでセキュリティー強化になっているのかと疑います。
私はもともと疑り深いのでネットバンキングはやらないし、クレジットカードでのネットでの買い物はごく限った業者しかしないのですが、もうそれではやっていけなくなりました。
というか現金もカードもなしでスマホだけで完全なキャッシュレス時代がそこにあるのですから。

当院も春から遠隔オンライン外来、PCもしくはタブレットを介しての外来も始めていこうと計画中です。
自分がついて行っていないのでどうなるかですが。

ZOZO TOWNではZOZOSUITでサイズを測って服を買うとか。
クリニックもそのうち髪の毛や分泌物を送ってもらって患者さん来院なしで診断をするのでしょうか・・。
科捜研の木内になる必要が出てきますね。

新しい年になって

コラム

新しい年になっていろんなことが起こっている。
当たり前だが、平成を振り返る番組を見ても本当にいろんなことを体験しながら、いろんな変化に遅れてもついていきながら、何とか新しいシステムにも適応してきた。
精神科的に適応障害という病名があるが、新しい環境や考え方、生活習慣になれるのは大変である。
特に近年その変化が激しい。
だからだろうか、よいものをじっくり使うことが減ってきたように思う。
家電も仕事で使う機械もまだまだ使えるのに修理に出そうとすると部品がないとか、保守期間が過ぎているから買い替えてもらわないといけないなど、使う側の希望も何も製品を作った側が決めてしまっているものも少なくない。

「じっくり」という言葉を考えてみた。
じっくり見ていく、すると何となくそれの悪いところではなくよいところが見えるようになる。
急いでは見えないものがある。
そのためには辛抱して使ってみる、見てみる。そして考える。
どこかを変えてみたりしながらうまくそれと付き合おうとしてみる。
体に関してもそう。
すぐ病院に行く、薬を飲むなどが安心につながることばかりではない。
早く行き過ぎて診断に至らない前に結論が出てしまうこともあり「様子を見る」ということができないことが多くなってはいないか。

また、個人個人が自分がどうしたいかという主張がしやすくなっている今日この頃、物事の考え方がどうも自分中心であるように思うのは私だけだろうか。
周りのことを考え、自分がこの行動をとることでどんなに困るだろうか、自分は自己実現できるがその周りは自分と同じように幸せな時間を持てるのだろうか。

集団で何かをやっていくことが本当に難しくなっている。
ロボットがでてくるのもしかたないだろうなあ。
私は人と人との付き合い、つながりが大好きで、自分よりまず人のことを考える。
とてもとても自分がどうしたいかなんて行動に移せる勇気なんてない。

これって古いのでしょうか。

インフルエンザの季節がやってきました

コラム

インフルエンザが流行ってきました。
皆様はもうワクチン接種お済みでしょうか?
ワクチンは毎年流行りそうなウイルスの予測に基づき作られています。それでもインフルエンザにかかることはあります。
ウイルス予防には日ごろから免疫力を高めることが必要です。
そのための栄養素はビタミンD。イワシやサケなどの魚やマイタケなどのキノコ類に含まれています。また日光に当たると体内でも生成されます。
晴れた日に手袋をしないで屋外で15分程度過ごすだけでも効果が期待できるそうです。
インフルエンザのウイルスは、表面がつるつるしたところで長く生存することができます。
マフラーや雑誌などよりも、電車の手すりやドアノブ、スマートフォン、パソコンなどのほうが
ウイルスが生存しやすいので気を付けましょう。

2019秋マラソンシーズン第1弾 終了いたしました。

コラム

10月末から11月末の1か月で3本のフルマラソンを終えた。
残念ながら前年より疲れが取れにくく、タイムも遅くなり、言い訳だが加齢を感じざるを得ません。
身体的な疲れはもちろん、それよりも精神的な力が無くなっており、「粘り」いわゆる折れない気持ちが続かない。
しんどいと逃げることばかり考える。
リタイアの文字が常に頭から離れない。
最後の5キロくらいまで来るとやっと安堵とここまで今回も走れたことに対する感謝、強い健康な体をくれた親に感謝、そしてマラソンコースの応援の人たち、運営ボランティアの人たちへの感謝の気持ちが大きく盛り上がってくる。
そして完走。
以前なら頑張った自分へ絶賛!!だったが、今は終わったことの安堵ともう走らなくていいんだという休めることへの喜びしかない。
ランニング中にも最近悩んでいるIBS(過敏性大腸炎)でしょっちゅう便意に苦しめられ、トイレ探しと腹痛との闘い。
もう何度やめようと思ったか。
ランニング以外ではほとんど出ない。
きっとランニングが体にストレスなんだろう。

しかし、一緒にあちこち遠征する仲間との前後の宴会、旅行が楽しくてそのためにやっているようなものだ。
また地元の人たちのエイド、応援も本当にこのスポーツならではの楽しみである。
私は山でいえばピークハンター(山の頂上に上ったということに達成感を得る人)ではなく、ランニングを遊びながら楽しむ。
景色、食べ物、人の温かさを自分の栄養にするためにやっている。

タイムハンターは、エイドも取らなければ多分景色も見ない。
早ければ早いだけ喜びを感じるからトップに立つことだけを目標にして走るので全く世界が違うのだ。

先日新聞で見た、イタリアの草自転車大会「エロイカ」のことを話したい。
ルートは絶景のイタリアトスカーナ。
ルートの大半は砂利道。
タイヤを翻弄する石と悪戦苦闘する。
それでも大人気なのは、参加者たちと感じる空気、いつまでも続く白い道、素晴らしい田園の景色をひとりひとり自分のものにしながら走れることだ。

早くなくても、完走してもリタイアしてもそこまで走り切った時の達成感がエロイカ(イタリア語で「英雄」)たちの心を捉えて離さない。
全長32㎞から209㎞までの数コースあるが、ルートの途中ではチェックポイントと休憩所が設けられている。
このレースは順位をつけないので、人によっては制限時間を有意義に使い、休憩所に用意されたハチミツが塗ってあるパン、パイ、バナナ、生ハム、チーズとビールやワインを椅子にかけてゆったりしながら一杯やっているなんてことも珍しくない。
休憩ポイントでは臨時の自転車修理工房も設けられ、悪路を走るレースの為みんな並んでタイヤのパンクやギアの調整をしている。
ロングルートの完走者には地元名産ワインと専用のお立ち台での記念撮影。
レースが終わると誰もが英雄になれている。

日本のマラソン大会も順位をつけず、タイムを争わず、自己申告タイムで走るようなもの、スイーツや地元の名産を食べながら楽しむような「なんちゃって健康ランナー」のための大会が増えると、年寄りになっても無理をしないで参加できるのではと思っている。
フルマラソン42キロを走るために体を壊してでもと後半頑張りすぎている方、明らかに無理をしているランナーを見ると「がんばりすぎる」ことに対する啓蒙は医者として発信していたい。

北アルプス表銀座縦走ブログ 第3日目

コラム

朝は好天、槍ヶ岳の槍の下まで5時に山小屋を出て行き、5時半のご来光をカメラに収めました。

西鎌尾根というすこし危ないところがあるルートを選択。
今日はスタートしてから一緒に絡ませてもらえそうな人には出会えません。
ほとんどの人が槍ヶ岳を目指してきているので、登ればもう満足なのでただ単に降りる楽なルートで帰るからです。
私は下山を翌日にして本日泊まるところはしっかりまだ山にいるという感じにしたかったので、
そこからさらに稜線歩きして今日も一日歩き続けることを選びました。
双六小屋、もしくはその1時間半先の鏡平山荘を目指すことにします。
午前中はまだ雲も多くないので、風は強いものの寒さはそうでもないのですが、難所もあり、鎖で懸垂したりしながら、全く誰もいない一人ぼっちは何かあったら誰にも気づいてもらえない・・ああこうやって遭難になるのかなあなんて思いながら進みます。
山にありがちな目印、標柱などもほとんどないルート。30分に1回くらい前からくる人に会うとホッとする。
聞こえるのは風と鳥の声だけ、360度みわたせる北アルプスの稜線の上で周りを見ても本当に人がいません。
孤独孤独!!道迷いしないようしっかり道を選びながら行きます。
自由を選んで一人で登っているのになにをいうか・・と思いますがやっぱり山友と一緒の方がいいなあとつくづく思います。
このルートは事前に調べていなかったがなんとたくさんのアップダウンがある稜線。
目の前に超えないといけない山が次々にやってきて、目的の小屋はどこなのかわからなくなります……ともかくたまに来る人とたまにある標柱で目的地に近づいていることを確認しながら、少しずつ進むしかありません。

出発して5時間!やっと双六小屋が見えてきました。
しかし見えてから着くまでがまた長い。
さらに30分かかりました。
11時半、双六山荘到着。
昼休憩中のおじさんと、本日はここに泊まって明日笠ヶ岳を目指すおじさんとお昼ごはんを一緒にして、
やはり鏡平まで行くことに決定。
本日下山するおにいさんと途中までご一緒させていただきました。
このお兄さんもソロでやはり足が速い。
3日間歩き続けて58歳目前の私にはキツイ!優しいお兄さんはゆっくり合わせてくれて1時間10分ほどおしゃべりしながら歩き、鏡平山荘に到着

この時はもうかなり空が泣き始めていて、ぽろぽろ雨粒が当たり始めていました。
ああよかった、ちょうどいい行程で途中まで下山できたという思いです。
これだったら明日雨でも下のバス乗り場(新穂高温泉)まで4時間もかかりません。
お兄さんとお別れして、宿に本日の宿泊受付し部屋に入ります。
すでに2人の若者が部屋で着替えをしていました。
私は雨がひどくならないうちに、槍ヶ岳の姿がうつることで有名な鏡池に立ち写真に収めます。

このあたりは今紅葉が6・7割で美しく、景色は楽しめる場所です。
15時を過ぎると雨が強くなって気温も下がってきたため、行程を短くしてこの山荘に今日泊まる人が山小屋に吸い込まれていきます。
今日の晩御飯は何かなあと、散歩したり部屋に行ったりして過ごす。

夕食は17時から。
今日のメニューはコロッケ、空揚げ、ピーマンとさやえんどうの胡麻和え、カットキャベツ、ひじきの煮物、お味噌汁という通常の山小屋ご飯。
でもとても美味しくいただきました。
ここでも食堂片付け後BARになると聞き、食事の時は焼酎のお湯割りにしておきます。
そして食事でご一緒したソロの男性と女性と3人で消灯9時前までBARタイムを過ごす贅沢。
ここもアルコールの種類が多く、バーボンの水割り(山小屋のおじさんがダブルくらい濃いよと)とミックスナッツ、おすその柿ピーでいろんな山旅の話をして盛り上がりました。
消灯前に部屋に行くともうほとんどの皆さんがお休みの状態なので私もそっと布団へもぐりこみます。
さあ明日はもう本当の下山、雨が激しくなければなあと思いながら眠りに着きました。

北アルプス表銀座縦走ブログ 第2日目

コラム

9/23 5;24 日の出
すばらしいご来光を背に本日は今回の山旅の核心ルート、東鎌尾根というところを行きます。
槍ヶ岳までのルートはいくつかありますが、中級のルートではしごやクサリ場が多い稜線歩きとなります。
今日の目的は、危ないところもあるのでとりあえず木の良さそうなおじさんたちの団体に仲間に入れてもらって一緒に歩くことです。
案外寂しがりなので、おじさんたちのやさしさに甘えたり、一緒にビールを飲んだりするのも旅の醍醐味です。
いいご夫婦に混じることもあるが、女性の団体にはどうしても近づけないです(うるさいんだもの!)
今回も歩き始めて30分くらいの大天井ヒュッテの前で今日の連れにぴったりのおじさん3人をゲット。
最前列のリーダーの方はしっかりされており、絶景を見ながら山の解説もしてくれるし、写真を撮る時間もしっかりくれました。
後ろの二人の男性はこのルートには体力がやや不足しているタイプで、ゆっくり歩いてくれるので私にはややスローペースに感じましたが、一人歩きではオーバーペースになりがちなのでとっても良かったです。
はしごやロープもリーダーがアドバイスしてくれながら安全に進むことができ、思ったより早く12時前に本日の宿、ヒュッテ大槍に到着しました

ヒュッテ大槍は槍ヶ岳まで約1時間ほど手前に位置します。 そこで荷物を置き、宿泊の手続きをしてまたホットミルクに砂糖を入れて2杯、手持ちのスコーンなどで昼を済ませました。 おじさんたちは先の山小屋に泊まるが、ここの小屋のラーメンが人気だということで、昼ごはんはつけ麺、味噌ラーメン、しょうゆラーメンを堪能していました。 昼食休憩後、私は荷物を小屋において、空(から)で槍ヶ岳へ行き、おじさんたちと合流。もうすぐお別れです。 槍ヶ岳についたら、好天のおかげで、観光客まがいの登山客でいっぱいでした。 穂先から降りた後は、おじさんたちとお別れして本日の楽しみの宿、ヒュッテ大槍にもどります。 ここはいつもお世話になるお気に入りの山小屋。 ここにいる間500円フリードリンクで、コーヒー、ココア、ロイヤルミルクティー、レモネードをいただけるのです。 手作りのバナナナッツパウンドケーキも美味しい! さらにアルコールも充実していて、ウイスキーの銘柄が6種、マッカラン、グレンフェディック、ボウモア、山崎と、バーボンがさらに2種。 ワインは、ハウスワイン(豪)、チリ、スイスのワインが選べるという贅沢さ。 槍の見晴らしの最高の裏のテラスで、生ビールを頂いて、本日の自分に乾杯。

寒すぎずとても心地よい夕方でした。
ほろ酔いで18時からの食事。
夕食にはいつもパスタバイキングがあり、全員グラスワインが付きます。
この日のメニューはチキンのカチャトーラ、ポテトサラダ、カットキャベツ、クラッカーにオレンジクリームチーズとクルミを乗せたもの、野菜コンソメスープ、アジのマリネ、それと本日のパスタは、にんにくのきいたペペロンチーノ。
これの山盛を8人でシェアする形です。
とても美味しく、ワインに合う料理でした。
あっというまについているワインを飲み干し、お代わりをします。
そのあと山小屋の食堂の片付けの関係でダラダラ飲まず、とりあえず完食して撤退。
でもすぐ食堂が談話室になるので、部屋で荷物の整理と明日の用意をして、またまたおつまみもって食堂へ。
おじさんにチータラをもらい、ミックスナッツを頼んで、おしゃべりとウイスキー2杯、いってしまいました。
ちなみにここは3000mの標高。
アルコールが回りやすいので注意と言われるのですが、あまり気にしたことはないです。
次の日に残ることも山では全く感じたことはありません。
本日も21時消灯の為、歯磨きをして同じ寝室(2段ベットの下)の人たちと談笑しながら布団へ。
予報は晴れのち曇り、夕方から雨となっていますが明日も晴れたらいいなあ。
明日は上高地に下山する予定ではあったが、予備の休みが1日あるので、明日降りてしまえば家に帰るしかないです。
山にいたい、下界にはおりたくない。
山がいい。
眠りながら悩む。
もし天気がよさそうならもう1泊寄り道してから降りようか。
空は満月

北アルプス表銀座縦走ブログ 第1日目

コラム

2018/9 燕岳―槍が岳 表銀座縦走 ソロ(一人歩き)
9/21大阪の地を深夜バスで出発。

<第1日目 中房温泉登山口―燕岳―大天井岳(荘)> 行動時間7時間半

9/22朝5時、天気予報通り雨の穂高駅。
登山口中房温泉までタクシーで行き、6時半から燕岳を目指します。
雨はしっかり落ちてきているので、レインウエアとザックカバー、ゲイターなどでしっかり防御して登り始めます。
予想登頂所要時間4.5時間。
日本3大急登と言われているだけあり、急坂が続きます。
林道なので霧も邪魔して見晴らしは悪く、ともかく我慢のもくもく登山。
あと3分の1のところにある休憩できる合戦小屋についたときには、汗か雨でか体はびしょびしょ。
長い休憩は体が冷えるので、ホットミルクとドライフルーツ、チョコを食べたら、またすぐに歩き出しました。
11時前にやっと燕岳頂上の手前にある燕山荘に到着、
防水のレインウエアが意味を感じないくらいインナーが濡れていたので、
すぐに着替えてストーブで体を温め、本日の山小屋、大天荘に向かいます。
雨はましになってきたが、ガス(霧)が深く、10度もない環境では歩いていることが保温につながります。
燕岳から大天井岳までは約3時間の行程。
晴れていれば稜線歩きの為、北アルプスの山々の景色が美しく眺めながらの旅になるはずでしたが、
今回は足元に注意しながら、稜線に吹き付ける風に自分を守りながら歩くという行程となってしまいました。
この道はしっかりしたルートの為、道迷いの心配はありません。
ただ、あまりの天気の悪さに、コース上には連休とは思えないくらい人の姿は見えません。
ガスのせいで視界が悪いせいもありますが、山の独りぼっちは本当に孤独です。
孤独に耐えながら歩いていると最後の1時間は視界が割と開けてきました。

目標となる大天井岳も近づいているようで、13時過ぎ「あと500mで大天井荘」の表示が見えてきました。
「ああもうすぐだ、ビールとカレー」と言いたいところですが、寒いのでホットミルクと甘いものも食べたいなあと思いながら歩きます。
しかし登りのガレ場で距離が縮まらない。残り400m、300mとの表示が励みになるというより落胆につながる辛さです。
前を歩く男性もため息ばかりで、思わず後ろから「長いですねえ」と声をかけたりして気持ちをごまかしながらやっと到着。
山小屋で昼休憩後、部屋に案内されました。
本日は連休なので混雑し、最悪一つの布団に二人というのもを覚悟していましたが、布団を一人で確保できそうな話を聞いてほっとしました。
大天井岳へは往復10分なので頂上に行ってきてそのあと着替えをしてようやく体が乾きました。
夕方には天気も回復し、雲海ときれいな日の入りを見ることができ、最高の気分です。

ここの山小屋とテント場は見晴らしは素晴らしく、天気さえよければ毎回絶景を楽しめます。 今日の夜の星空も美しいだろうと期待しながら夕食へ。 山小屋の夕食は早く、17時からが通常。 ここの夕食もまた山小屋としてはとても手が込んでおり、 メイン料理を肉・魚で選べるのです。 この日のメニューはサバの味噌煮+カレー風味のラタトゥイユ、山盛りのキャベツとマカロニサラダ、ジャガイモのソテーがつけあわせに加え、名物の大鍋で炊いた野菜たっぷりの芋煮汁はけんちん汁風で、芋、豆腐、根菜類、ネギがゴロゴロ入っています。 これがなんとお代わり自由。 それと炊き立てのおいしい白米が一日の疲れた体に染み渡る。 当然ビールも頂きました。 食後荷物の整理や明日の準備をして、この山小屋の夜のお楽しみ19時からのランプのBARが食堂で開店するのを待ちます。 そしてランプだけの明かりで、同部屋の女性たちとおしゃべり。 皆さんは手作りチーズケーキとお茶、私は当然マイおつまみとスイスワインをグラス2杯をいただき、21時消灯に備えます。 歯磨き後外の星を眺めていたのですが、寒いので急いで部屋に入ると、あっという間に深い眠りに。 朝は山の鉄則、早立ちのため4時にはもうみんなが動き出すので、しっかり寝るぞというわけで、おやすみなさい。

お久しぶりです

コラム

久しぶりに更新です。
さぼりのわたしはなかなかしりをたたかれないとだめですねえ。

今の若い人はインスタだのツイッターなどと書き込んだり情報を流したりするのが好きなようですが、
とんとそちらには興味なく、また自分のことにも興味がないので、服も買わず、アクセサリーや化粧品もまったくそそられるものがありません。
歳をとるとどんどん物欲が消えます。

ただ2月にNYで生まれた孫が、7月末に1週間泊まりに来たのでその1週間は、それまで更年期で体が動かなくなって精神的にもダウンしていた自分に一体何が起こったのかと思うくらい、
娘や孫のために朝早くから洗濯やおいしいものを食べさしてやろうと奮闘し、1日何回もの買い物や掃除も優秀にこなし、人のために生きるってこんなにやりがいがあるんだなあ、と改めて実感しました。

赤ちゃんは自分では何もできません。
動くことも意志を伝えることもできない。
でも一生懸命?笑顔でかたりかけてくれる。
そんなくったくのない、駆け引きのないピュアな生命体。
ペットに近いのかなあなんて思ったり。
しっかりと家族みんなが愛情を注ぎ、そして、ばあちゃんも精一杯の愛と遺産(笑)をあげないと……なんて考える暑い夏の1日です。
みなさんお盆明けには少しは暑さも峠を越えるだろうとも思います。
がんばりましょう。
暑いところは避けて是非体を厭ってあげてください。

そして明日は夏の恒例イベント「24時間マラソン」だ。
気が重い!(アホなことする人のまねはしないでくださいね)

仙台に行ってきました

コラム

学会で久しぶりの仙台だ。
実は私が仙台を訪れるのは、震災直後JMATという災害救援の医師のボランティアの仕事で行って以来だったことに改めて気づく。
震災後街並みも大きく変わっており、以前街の中心だったところより整備された駅の東、楽天スタジアムあたりまでの道路や環境の整備がすすんでいて、駅を挟んで様々な集客できる施設が利便よくあり、緑も多い。
道も郊外はもちろんのこと、中心街の歩道、車道共にとても広く、市街地計画の良さを感じる。
個人の所有の小さな寺もあちこちにあるのだがそれらもきれいに手が入れてあり、入りやすく、市や町を愛する地元の人たちと行政、地元企業間の連携がうまくいっているのだろう。

美味しいものが多く、観光客も絶えない町として私が好きな場所は、金沢、福岡、仙台である。
福岡の糸島は海に近く、農産物の生産も多いいわゆる田舎である、いやあったが九州大学の移転とともに大きな変貌を遂げた。
広大なエリアに市街地計画をうまく立てて開発を進めたことで、糸島の魅力を存分に引き出し、観光都市福岡の魅力とともに引き上げたために、観光客も増えている。
私は、多くの都市を趣味のマラソンを機会に訪れることが多い。
金沢もその一つで、こちらも玄関口の金沢駅は新幹線の来訪とともに、大きく様変わりした。
新しくなった金沢は、和と洋を融合した新しい建物も斬新で、土産を買いやすく、観光客の目線でロッカーなども配置して、駅にも直結した改札を作るなどデザインと機能を高いレベルで兼ね備えており、地元の活性化を皆で作り上げている。
ただ道路の整備まで手が届かなかったのは既存の商業施設の移転がむずかしいのか、予算の問題なのか元のままなので、バス、タクシーの渋滞は半端なく、駅に近づくと動かない、京都のような状態である。
恐ろしく増えた観光客に対する、アクセス環境を改善しないと、これからますます増えることが予想される観光客は不満爆発ではないだろうか。

いろんな街を訪問してきたが、わが町神戸は、建物の統一性がなく雑多な感じがしてきれいな町とはお世辞にも言えない。
神戸の窓口である三ノ宮は、車はもちろん、歩いてでさえスムーズに移動できないできない交錯した道や通路が多く、機能面でも問題を抱えている。
隣の建物や駅にすら上がったり下がったり。
山や海、美しい景観に恵まれた神戸の中心地がこれではと悲しい。
市の行政がどれだけ都市計画に力を入れているか、地元企業とうまくいっているかは、県や市のイベントをみるとよくわかる。

今回仙台ハーフマラソンを間近に見てきたが、山や川など自然の景観を生かし、緑の中を駆け抜け、ゴールは楽天スタジアムの近くの公園であったが、どこをとっても美しい景色が続いていた。
そして、好物の「牛タン」と「萩の月」を買って帰路へ。
またまたより大好きになった仙台。
大好きな街一番に格上げ?
でも福岡の「通りもん」と仙台の「萩の月」はどういわれても選べないどちらも大大大好きなお菓子です!

NYに行ってまいりました!

コラム

10日ほどクリニックを休ませていただいてNYに行ってまいりました。
山登り?マラソン?などと聞かれますが、なんと娘がNYで初孫を産んでくれたので世話を兼ねて行ってきたのです。
生まれて初めてのNY。
衝撃はたくさんありました。
最先端をいく世界のアメリカですが、古い文化や芸術も大切にしていました。
そして住んでいる人達は本当にストレスフリーな生き方というか、無理をせず細かい決まりにがんじがらめになっていないのです。
「Liberty」の国アメリカ。
生き方も自由で緩く、人のことに干渉しないし、人からどう見られるかなんて気にしない。
ごみの分別収集なんてないけれど、ちゃんとゴミ収集はやってくれる。
楽しいこと、したいことを自由に楽しむ。
しかし自由と共に責任が伴う国でもあります。
訴訟大国と言われるようにトラブルも多くあるのでしょう。
自分も失敗すれば裁かれるので本当に厳しいとも言えます。
病院は完全ホームドクターとの医療連携で成り立ち、医療自体が基本自費なので(属している企業や団体の保険はある)24時間営業のファーマシーと、
電話相談などを組み合わせながら、自分たちでいわゆる民間医療を行い、必要最低限の医療機関の受診で病気の処理をします。
でもアメリカは医療レベルも当然低くないので、国民も健康に対する意識が高く自分の健康を守れる人たちは本当に気を付けています。
だからサプリメントも数多くあり、ジャンクなものを食べている高カロリー摂取族はひとにぎりしかいません。
ほとんどのニューヨーカーたちはよく歩き、そしてサラダ、スムージー、ローカロリーの乳製品や果物野菜を常食としています。
スーパーに毎日買い物に行きましたが、ローファット、オーガニック、グルテン不使用食品などが本当に多かったです。
ただし量はとても多いですが……(笑)

足で歩いて様々なところにも行ってきました。
ロックフェラーセンター、トランプタワーは観光の中心ですが、
ブランドショップと高いレストランばかりで面白くありませんでした。
グラウンドゼロの後に建っているワンワールドトレードセンタービルは104階建て。
911メモリアルミュージアムには悲しみが、アメリカ人のテロに対する怒りと平和への願いが込められた何とも言えない気持ちになるものでした。
セントラルパークはさすが……1周10キロ以上はあるでしょう。
いたるところでジャズやロックの演奏が行われ、市民が散歩、昼寝、ジョギング、リラクゼーションにいそしんでいました。
金融の中心地、ウォール街には、歴史を感じさせる建造物やモニュメント、きれっきれのビジネスマンたちを見ることができました。
ここが世界の経済の中心かあ……とひとしきり感銘。

でも、私はSOHO、NOHO、ダウンタウンが大好きで、いろんな雑貨やレトロな建物、有名過ぎない美術館などを楽しみました(メトロポリタン美術館やMOMAは時間がかかるので却下)。
パン屋さんもフランス・ドイツ系含めとてもおいしいところがたくさん!
カフェもスタバのようなカフェから多種多様なものがあり、バイキングでお総菜を買って、そこでコーヒーやさまざまなものを買って、テイクアウトで食べることがランチの定番。
座っておしゃべりして楽しむランチとスイーツのお店もいたるところにありますが、どれもヘルシーで、チアシードやキヌア、ヘルシーなチキン、アボカドなどはとても頻用されていました。
一番スムージーでおいしくおどろいたのが、活性炭入りのベリーヨーグルトスムージー!
出てきたものは真っ黒でしたが、甘みはビーツでつけてあるのでとてもおいしかったです。
名前は「アクティブデトックススムージー」活性炭でデトックスするとか(ほんまかいな)。
日本にも来てほしいお店もたくさん。
ていうか、悠々自適で定年して住みたいなあとも思いましたが、医療費のかかる年齢では日本の手厚い皆保険があるということは重要ですから、これはいっときのつぶやきとしたほうがいいでしょう。

NY。
いけてよかったです!写真もアップしておきます。
 

あけましておめでとうございます

コラム

あけましておめでとうございます。

1/21、沖縄の宮古島1周100キロマラソンに行ってきます。
母の介護状態がアップして、予定を入れた時にはない状況ですが、最近はショートステイを利用して学会や出張に行くようにしているので、今回もそのパターンで安心していってきます。
ただ参加する私が御年57歳。
通勤の坂でへばることも多々あります。
100キロ完走5回やっていますが、それは過去のこと。
一緒に参加する私以外のメンバーは若い男性なので、その人たちの保護者のつもりで行ってきます。
完走はまず考えていませんが、14時間というタイムリミットをすべてつかえたら奇跡的ゴールもあるかもです。
また次のブログでご案内します。

あと娘夫婦がNYに行っており、クリスマスとカウントダウンの写真を送ってきました。
タイムズスクエア、ロックフェラーセンターのクリスマスツリーはもちろんのこと、セレブなNYの方たちのおすまい(一軒家)のイルミネーションがとてもきれいので、ごらんになってください。

では、寒さが特に厳しい2018年のはじまり。

体をいたわって、風邪やインフルエンザと対決していきましょう。
うがい手洗い、冷やさない!

コラム

先日逮捕された通り魔に殺された女性、高速道路で怖いお兄さんに絡まれて交通事故で亡くなったご夫婦。
これらの事件はたまたま居合わせたことが運命を狂わせた。
私たちはこの避けることができないこの運命的出会いにどう向き合っていけばいいのだろう。
仕事もそう結婚もそう、幸せ不幸せは紙一重である。
運でほんろうされる人たち。
その中で必死にそこから何とかしようとする人たちが政治の世界ではみることができる。
今回の選挙も野党の分裂、新党の設立など1日で運命が変わった人も少なくない。
むりやり民進党から希望の党へ行ったら、立憲民主党という受け皿ができた。
前原さんは党首として実際にやったことといえば、勝手に皆を納得させて他党に引き取ってもらうという宣言をしたのに断られたという、最も貧乏くじを引いた。
そこに党首選挙に負けた枝野さんが登場し、また鞍替えする人たちも増えている。
いったんどちらも選ばなかったいわゆる自由契約無所属たちも、いったん希望の党に公認をもらって選挙に勝利した人が、また選挙が終わったら違う党に移る現象も出るだろう。
小池さんが自分で何をするも自由だが、小池さんのリーダーとしての才能を信じてついていった人たちは運のつきだった。

我々人間は本当に短時間で大変な事件に巻き込まれることがある。
一瞬の差で天から地へ。

医師という職業もその代表的なものだ。
どんな先生に出会えるか、たまたま行った病院でその先生にあったことが幸運であった人、知り合いから勧められて、わざわざ指名で行ったのにその先生が自分にとって最悪の運命をもたらすことになった人もあるだろう。
でもこれだけはいえる。
私はいつも患者さんに最良の医療を選択すべく、その人ごとに治療方針を細かく考えて対応しているつもりである。
そして絶対間違った出会いにならないように注意を払って日々がんばっている。

10月7日から10日まで槍ヶ岳に行ってきました

コラム

好天に恵まれ最高の槍ヶ岳でした

今森光彦 自然と暮らす切り紙の世界 展

コラム

先日、昆虫写真家 今森光彦さんの展覧会に行ってきました。

昆虫の写真で有名な方ですが、今回の個展は写真ではなく、切り絵です。
切り絵は昆虫だけでなく、植物や鳥、森の生き物たちです。
カラフルなオウムやカメレオン、身近な桜、野鳥、アゲハチョウなど…。

驚いたのは紙の厚み、奥行きです。
オウムの目をよく見ると、直径1.5cmくらいの目には10枚、10色以上もの色紙が重ねられていました。
色をただ塗り分けたのとは異なり、重なった紙の厚みが見えるので、油絵のような凹凸があります。
図録や絵葉書ではその厚みまでは伝わらないのでそれが残念ですが、裁ち鋏のような大きなハサミ1本で 、葉脈や昆虫の触角などの細いラインまでが切り出され、貼り重ねられていくのです。
絵具のように色を混ぜることが出来ないのに、色紙の細かな重なりによって繊細で今にも動きそうな線が表現されていました。

また、今森さんの滋賀県のアトリエも紹介されていました。
里山の緑いっぱいのなかにアトリエがあり、美しいものに囲まれているからこそ産み出された作品だと言うことがよくわかりました。

展覧会はあと少しですが、美術館へ森林浴に行ってみてはいかがでしょうか?

神戸ファッション美術館
今森光彦 自然と暮らす切り紙の世界 展
2017年10月9日(月・祝)まで

お盆休みのアルプス紀行

コラム

この夏も高校時代の友人と2人で3泊4日の登山へ行ってまいりました。
今回はキレットを通る少し危険な部分のあるコースを選択。
天気によってエスケープルートも用意していましたが、1日目の天気がまずまずなので、予定のルートに入ることにしました。
1日目は白馬駅(八方)から唐松岳に向かい、唐松頂上山荘に宿泊。
お盆の休日で部屋は混んでいたとはいえ、天気予報が悪かったためか、全く問題なく眠れる程度の混雑具合で助かりました。
我々2人は縦走といって、大きなリュックを持って次の山、次の山へと進んでいく登山パターンで、次の日に長時間の歩行と鎖場を予定している緊張全日の我々とは違い、同室のほとんどの女性は、ピストンで元のルートをたどって下山する軽装備の人たちだったので、消灯9時のあとも、星を見に行くだの、山小屋のルールがよくわかっていないのか、夜中出たり入ったりで、睡眠をそがれました。

次の日は朝5時出発で、本日の目的地白馬岳まで8時間以上の行程。
特に午前中は緊張を必要とする岩場を超えなくてはならないので、技術的にレベルが高い私の友人がに先導してもらって、足場の確保の仕方や鎖やロープの持ち方などを見て進みました。
稜線歩きはとても素晴らしい景色が見られ、夕方まではたまにガスがかかるが、薄曇りと弱い日差しがあり、満足できる行程でした。
夕方、やっと白馬頂上山荘に到着したところ思いのほか人が少なくびっくり。
もう一つ近所にある白馬山荘は日本一大きな山小屋と聞いていましたが、本当に見た目も大きく立派で宿泊客も多いように思えました。
10度少しのうすら寒いなか、無事到着を祝ってビールと柿ピー、ジャガビー、枝豆などで休憩し、5時半からビュッフェ形式の夕食(山小屋なのにとても野菜が多くておいしかったです)で、個人の好みと食べる量が違うのに対応するなんて山小屋としてすごいなあと、感謝感激。
食後はまたすこしお酒を楽しんで9時に消灯就寝。
なんと部屋は二人だけでとてもぐっすり眠れました。
次の日起きて朝5時出発の時確認したら外は怪しい空とガス。
天気予報も本日午後から雨ということで、この日も7・8時間の長時間の行程を立てていたが、変更してエスケープルートで次の目的地に向かいました。
午後から大した雨にはならなかったのは助かりましたが、湿地帯でどろどろの足元で「人間ムツゴロウ」の気分でした。
午後2時過ぎには最後の山小屋、蓮華温泉山荘に到着。
ここは自然の温泉が山荘の裏の山にあり、5つの外湯に入りに山を登っていくところです。

もちろん内湯もあるが、60歳前のババア2人は脱衣場もない、外湯に入るべく山を登って、入浴を決行することにしました。 友人はかなり躊躇していて、「私はいくら歳とはいえ、何の囲いもない外で真っ裸になって風呂に入ることは人生においてはじめてだ」などと言っていました。 なんやかやといいながら、湯に入るまでは良かったが、出ようと思ったら人が来るの繰り返しでもうすこしでのぼせて医療のお世話になるところでした。 びっちゃんこにぬれたまま裸足で登山靴をはいて、下着だけでまた下山、かなりワイルドな生活を体験できました。 そして内湯できれいにして夕食、また9時消灯でぐっすりと疲れを癒やします。 次の日はもう帰る日、朝5時に山荘の周辺の遊歩道(といいながら2時間半の登山道)を一周すべく、鳥の声を背にスタート。 思いのほかハードなルートでした。 終わりに近づいたときまず間違いなく「熊」が木を揺らす大きな音にびっくり、飛び上がり、「森のくまさん」を大声で歌いながら慌てて山荘へ。 そして金沢周りで神戸に向かいました。 しかし、あっというまの4日間。 全く環境や価値観の違う人間ががっつり一緒に生活するのはなかなか喧嘩(もめごと)も少なくありません。 相方が本気で怒っているか、許してくれているのかもわからないが、こっちも大抵怒っていたりもします。 ただの旅行だとそうでもないと思うが、命がけのスポーツを一緒にするので言うことも多いです。 「てめー違うだろ」というような○田真○子さんの叫びが心の中で行きかい、 私はストレートなもので相方にかなりいろいろと耳障りなことを言ったと思います。 この4日間は水に流して、また来年も一緒に山に行けることを願っています。 ごめんね、Fさん!

ミニマリズム

コラム

暑くなりました。すっかり本格的な夏です。
ただ天気がすっきりしないですねえ。
私はこんな暑い夏でもアウトドアはやめられません。
お盆の時期は決まって北アルプスに入ります。
最近TVで「ミニマリズム」が流行っていると聞きます。
そもそも「ミニマリズム」とは、最低限の道具でシンプルな生活をする生き方を指し、それを遂行する人をミニマリストと言います。
持つ道具はごく少ないけれど、こだわりはなくさないので、持ち物に関しては結構シンプルだがおしゃれなものを持っておられます。
決して貧しい生き方ではないのです。
ものの数を減らそうとするとおのずとあらゆる用途つかえて、機能もよく長持ちするものを選ぶというのは当然かもしれません。
それを考えると、私の愛する「山道」にかなり合致する部分が多いのに気づきました。
山に数日入るときはとても悩みます。
持ち込んだものだけで生活できるようにしないといけない。
ずっと背負って歩くのでできるだけ軽く、ですが、もしもの時に完璧に対応できるように、その時期のあらゆる気候や温度も想定して、持ち物を調整します。
一歩間違えば命に係わるからです。
単独で行くときは特に忘れ物は禁忌です。
3000メートル級の山になると下界とは違いますし、急な天候の変化がとてもおそろしいです。
だから命を守る山用の道具はどれも強度も機能も驚くほど優秀です。
そして軽くてコンパクト。
できるだけ軽量で荷物を小さくできるように工夫されています。
あらゆる温度、気象にも合うように、シーズン、用途に応じて様々な製品があるので、その特性を知って使い分けます。
そんな登山でも絶対に毎日欠かせない嗜好品や重い一眼レフカメラを持ってくる人もいます。
ミニマリズムとは、登山もしかり、その人にとって本当に必要なものが厳選された生活なのです。
ちなみにこれができるようになったのもPCとスマホができてからなのとか。
そうですよね。その魔法の箱の中になんでもあるからなんです。
日本の山では、まだWi-fiもなく携帯も通じないエリアも多く、PCやスマホもただのデータ保管場所でしかありません。
山での生活のほうが本当のミニマリズムを体験できるのではないでしょうか。
皆さんもいかがですか?
私は山だけミニマリズムで、下界ではある程度ほしい物に囲まれている方が快適なのですが。

後発医薬品

コラム

みなさんは後発医薬品(ジェネリック医薬品)を利用していますか?
医師が処方箋で後発医薬品への変更を認めると、薬局で後発医薬品への変更が可能です。後発医薬品の種類は増え続けていて、薬局によって取り扱う医薬品の種類も異なります。
医療機関では、特定の薬局への誘導は禁止されているので、誰が、どの薬局で、どの後発医薬品を調剤されているかわかりません。処方したお薬が知らない間に銘柄・剤形・規格が違う薬にかわっているという可能性があるのです。
後発医薬品に変更したときに、きちんと医療機関に情報提供してくれる調剤薬局であれば、
安心です。みなさんにはぜひ、医療機関を選ぶように、かかりつけ薬局をきめて、後発医薬品を上手に選んでいただきたいと思います。

長野マラソン道中記

コラム

4/15,16と長野マラソンで長野に滞在してきました。
そこで感動することに巡り合ったので、どうでもいいマラソンの話はさておいて、ちとばかしいいお話を書いてみようと思います。

4/15連れのT氏とは長年のラン友、今回も奥様に許可をいただいての二人旅でした。
私が以前行ってパワーをとても強く感じた日本三大パワースポットの一つ、「戸隠神社」に彼を連れて行くことにしました。
長野駅についたらすぐにくるくるバスで善光寺へ、ここでは「すごいお寺だねー。」だけの10分程度の滞在で戸隠行きのバスに飛び乗ります。

そこから揺られること約1時間、戸隠奥社(戸隠神社のエリアはとても広くその一番上の場所にある祠というか社殿)に到着。
この社殿だけでも入口から本殿まで2㎞、そこからさらに階段を使って全部で3kmくらいはあるかというところです。
その2㎞のあいだにずーっと樹齢何百年の杉林がつながり、新緑のころに行くとあまりの吸い込まれそうなエネルギーに倒れそうになります。
しかしながら今回は深い雪を削ってやっと歩くところが作られたばかりの時期で本殿までは通行止めで行けず、新緑には程遠い木々からもらえたパワーは残念ながら弱かったです。
寒さも半端ないので早々にそこを出て、20分ほど道路を下ったところの戸隠中社へ。
ここまで来るとほぼ雪は陰だけに残っている程度で、ご朱印集めの若い人たちが多く来ていました。
まだ季節は冬っぽいのに改めて人気があるのだなと思いながらお参りをして、お昼ごはんを食べに向かいます。

戸隠はそばで有名な店がいくつかあるので、中社の山門のすぐ下に以前来た時にすごーく人が並んでいたところに向かったところ、雪に囲まれた厳寒のところにあるベンチに人が座り、その横に数人が立って待っていました。
おそらく気温はヒトケタ。
大きな野外ストーブがぶんぶん言いながら回っており、それを中心に周りに10人以上が蕎麦待ち。
そりゃ、季節のいい時に長く行列ができているはずだと納得しました。
我々は帰りのバスもあり(車で来ている人がほとんどのようでした)、長く待つことは無理。
順番待ちの紙を見ると10グループ、20人くらいがいる。
残された時間は1時間。
ちょっと待ってみても回転はさしてよくない。
しかし、ちょこちょこと店主らしき人が出てきて、みんなに「寒いのにごめんね」「ひざ掛けもっと持ってこようか」「ストーブ調整しないと」とかいいながら、とてもとても明るく親切に声をかけるのを見てビックリ。
あと30分くらいになって、私が思わず、出てきた店主に、「すみません。バスの時間があるのですがあとどれくらいかかりますか?入ったらすぐにおそばは食べれますか?」と厚かましく聞いたところ、
「うーん。30分か。隣の店に行ったほうがいいかなあ。でもいけるかも、ぎりぎりまで待つか……」といって店に中に入って、10分足らずでまた出てきて、
「いけそうだ。中入っていて」と。
でも私より前にまだ人が……。
その人たちに店主は「ごめんね、この人たちバスなんだよね。先に入れてあげてね。」と笑顔で。
ビックリ、ビックリ。
もちろんその方たちは嫌とはいえませんよね。
それで見事入店。
バスの時間まであと25分。

T氏は寒さのため熱い汁のある蕎麦を選択。
私はやはり有名な蕎麦屋なのでざるにするかなと思いきや、周りの人を見ると、山菜中心の天ぷらも美味しそう。
そばがきなんてあんな団子みたいなもの絶対注文しないが、味噌とだしと大根おろしときな粉で食べるらしく、皆食べていました。
店主に早くできておススメは?と聞くと、まずやはり冷たいそばをあじわってほしいと。
「天ぷらは上げるのにそう時間もかからないし、大丈夫だよ」と言われ、そばがきは次回にして、とりあえずT氏もざるに変更、冷たいおそばと野菜と山菜の天ぷらをチョイス。
それと大根おろしと野沢菜を頂きました。

なんでも公平なこの時代に、店主自ら順番を変えてあげてよ。
と頼んでくれるなんて、そのあとのマラソンの感想がどうでもよくなるほど驚きました。
そばと天ぷらも素晴らしく、改めて長野の良さを確認した旅行でした。

白浜に行ってきました

コラム

昔から思えばさびれたもので、新婚旅行のメッカや観光スポットも昔のまま。
それも数多くあるわけではないので、白浜に訪れた人は定番の箇所を回るので、定期収入は入る。
経費かかってないので案外儲かるのだろうなあと思うことしかり。
ほとんどの人は「とれとれ市場」が目的。
昼にはマグロの解体ショーがあるということで、それを狙いに神戸から友人と向かいました。

到着は11時50分。
車を止め、すわまぐろ!現場到着時、まぐろさんはもうほぼ原型をとどめず、ブロックになって切り分けられている状態でした。
手ごろな中落ちをまずゲット、そして中トロと赤身のブロックを目の前で切ってもらい、今から食べるようにカットしてもらう。
カット待ち時間の間にほかの一品料理をゲットしに別のカウンターへ。
カンパチの煮付け、ブリ大根、ホキの煮つけ、タイの刺身のヒラメの肝和え、味噌汁をお盆に乗せ、カットした刺身をもらいに行き、さあ、食うぞお!!
コメントはいりませんね。
冷凍以外のマグロを頂ける機会は少なく幸せです。
煮物も薄味でとてもおいしく全部完食。
そしてそこをあとに、三段崖に行って少し散歩し、夜は天然クエ料理の民宿へ。
その途中に京都大学水族館に寄り、とてもおもしろすぎる魚、カニ、エビを今まで見たこともないくらいしっかり見て、人生に例えたストーリーうんちくを語りながら皆で堪能。

夜は間違いないコラーゲン、ゼラチンたっぷりのクエ料理の歯ごたえにお酒が進みました。

次の日は大雨、もうなにも観光はしません。
もう一度「とれとれ市場」に行って、お土産購入。
やはり、マグロの刺身と私はなんとあこがれのマグロの頭を買いました。

でかい!!

さて、買ったもののどうするかとしこたま悩みつつも、料理は玄人はだしの木内。
これがどうなったかは皆様のお楽しみ。
楽しい帰路についた白浜ツアーが終わりました。

事後報告:果敢に挑んだマグロ料理。
マグロのピカピカのところはトタンのごとく固いので、出刃包丁を研いで、皮を削って、骨をバキバキにしておいしいところをとりだしました。


残りは骨についた少量の身。
これは熱湯で湯がいて荒だきに。
もちろん目玉は一緒に荒だきの真ん中に浮かんでいました。
あまりのおいしさに悶絶したのはいうまでもありません。
ほほの肉はガーリックバターでイタリアンと化しました。

from  料理人木内

冬山に行ってきました

コラム

とうとう厳寒冬山デビューを果たしました。
寒いのが嫌なえせ登山家である私は、冬はひたすら冬眠とまでは言いませんが、寒いところを避けて行動しており、雑誌を見てうらやましがるだけで、冬山には足も踏み入れたことはありませんでした。
近くの六甲山をこえて有馬に降り温泉に入るだけで満足でしたから。
でも今年はとても素敵な山の神にさそわれ思わず、うん。と言ってしまいました。
行くと言った以上二言はない。ただし、冬山を避けていたのは寒いからだけでなく、寒さを防ぎ、命の危険を避けるために買わないといけないものがたくさんあるというのが、自称ケチな私にとって大きな負担ということもありました。
そのため、山用品屋さんの最終バザールというものを利用して、ともかく一番安いのでいいから……という言葉を何度も発しながら足らない物品を買い揃え、いざ出陣。
前日の荷物作りもほぼ日帰りなのに、マイナス10度を想定して、ただ歩くと熱くなって汗をかくという状況も考えて、あーでもないこーでもない悩むことしきり。やっとのことで1/21学会後夕方新幹線で滋賀の米原へ。
20時半ごろ到着して、駅まで赤のMINIでお迎えにきてくれた山の神が車内で爆睡していたのを起こして、前乗り目的で泊るパーキングエリアの宿泊施設へ。
最近はすごいものがあるのですね。PAにはもともと24時間のコンビニもあるので、ここに温泉と宿泊施設があったら完璧ですもの。
5000円でねかせてもらって、温泉は夜中もずっとつかえて、体を横にしてぐっすり眠れるトイレも付いたシングルルーム、運転を生業としている人や、安く移動したい人には本当に贅沢きわまりない。
チェックイン後早々に明日の準備をして、おやすみなさい。朝は早いぞ。

1/22日曜朝5時。駐車場に集合。今回登るのは男2人女1人。全員マラソンと山をやる体力のあるはずのメンバー。
早朝にかかわらずしっかり腹に食べ物も入れ、出すものも出したのか意気揚々としている。30分ほどかけて伊吹山登山口へ。
また真っ暗な中トイレだけすませて、ヘッドランプを装着、リュックにはスノーシューとピッケルを括り付け、アイゼンはリュックに入れて、ボクシングができそうなグローブと冬山用の防水防寒服をしっかり着込んで出発。
リュックの中は防寒の服と行動食、替えの手袋や靴下など。
中身はあまりないが金物が多いので案外重いです。
足元は昨日夜降った雪が凍っているので、前の人が踏んだ固くなった部分をライトで照らしながら上がっていく。
一合目まではすぐでしたがつく頃には、空が白み始めていました。
ここからはふわふわの雪好きな山の神が林道を選択。
人が踏んでないふわふわのところを主に、スノーシューで踏みしめながらゆっくり進んでいきます。
気温はマイナスだがまだ標高が低いからなのか風はあまりなく思いのほか寒くない。
1時間半ほどかけて4合目へ。1人はそこからアイゼンをつけたが、私と山の神はまだスノーシュー。
スノーシューは深雪にはまらないための昔でいえばかんじき。
だから滑り止めの機能を持ったものではないので、山の傾斜が強くなってくるとストックと前傾姿勢でのぼっていくことになります。
アイゼンに切り替えると滑らないので進みやすそうに思うが、新雪深雪で深みに捕まると動けない。このあたりはその人の判断による。
5合目で避難小屋。暖房も何もないがとりあえず風雪を避けれる。
このあたりからかなりガスがでてきて、周囲が見えにくくなってきます。
傾斜も強くなってきて進まなくなってきたので、私もアイゼンに履き替え、飴を口に入れてさあ、頑張ろう。
6合目7合目と傾斜はさらに強くなったため、ストックをしまって、ピッケルへ。
ピッケルに新雪に滑落防止の役割をしてもらいながら、一歩一歩ピッケルも一刺し一刺ししながら進んでいきます。
8合目あたりで周囲がホワイトアウト状態になり、頂上を見失ったことに気づきます。
横にトラバースすることになったが、そこは樹林帯に1メートル以上雪が積もっているところなので、木の先がちょっと出ているだけに見えても決して低木ではなく、一歩足を進めると、えっというくらい体が雪に埋まる上、ピッケルもささらない。
雪が深いのでラッセルしたいが、足元も踏み込めずぼずぼと体がはまってしまいます。
木でもいいから足が止まるところを足先の感触でさがしながら、なだれないように慎重に進み、やっと上に進める環境をみつけて、上方へのアプローチとなる。
そうしているうちにもう9合目。
このあたりは45度の傾斜と聞いていたが、アイゼンを刺しながら前傾で登っていくときは傾斜をそう強く感じない。
ピッケルはしっかりさしておくと自分の体が雪崩れても、ピッケルと体を結びついているひもで滑落ストップをしてくれるので、使えるようになると恐ろしげに見えるこの道具のすごいところがわかる。
変な話、普段家でごろごろしてじゃまなのに、何かあると急に男らしく活躍するお父さんのようなものかもしれない。

まったくもって周りが見えない頂上に到着。
 

やったー。
登頂だ。
寒い、凍る。
でも何も食べる余裕はない。
リュックのポケットも凍っていてチャックが動かない。
そうか、冬山でリュックの外ポケットに食べ物なんか入れるのはバカだな。と気づきました。
胸やズボンのポケットなど体のあたたかみのあるところにいれとかないとね。
写真を撮ってもらい、ダッシュで下山の用意。
昼前の頂上(伊吹山1377m)は天気予報通り、前線がやってきていて大荒れ、強風と小さな粒の雪が寒さに拍車をかける。

下山はのぼりとちがって、傾斜を強く感じるのと、どうしても寒くなるので、とりあえず急ぎたいが、傾斜がつよいのでほぼピッケルを刺しながら滑落しないように慎重に急いでずりながら降りていく。
しかし下りは早い。
あっという間に5合目の避難小屋に到着、行動食をとって、アイゼンをはずしたり、スノーシューに変えたりして、下山を急ぐ。
下は、頂上の嵐がウソのように午後の日差しがまぶしく、温かく感じる。
14時半下山して、銭湯で疲れ冷え切った体を温めて帰路についた。

いままで3月しか冬山はいかなかったので(厳寒は恐ろしくて)厳しい冬の体験はまた新たな気持ちがさわぐことになったが、やはり寒いのは苦手なわたしにはなかなかのものだった。

北アルプスに行ってきました-2日目

コラム

朝5時。
視界は全くなく相変わらずの風雨です。
朝食を簡単にすませて、とりあえず小屋の外へ。
今日の行程は常念岳をへて大天井岳。
とりあえずそちらの方向に向かいますが、このルートは稜線歩きといって山のてっぺんを横にずっと歩くため、風を遮るものがありません。
晴れれば眼下に様々な山の姿、美しい空が360度みえるというところですが、こういう20㎜の風雨が吹き荒れている状況では、登山者の体が風に持って行かれるのと、体感温度も低いし疲労と低体温で体調を崩します。
30分くらいいったところで、下山できる分岐点がやってきました。
今日の午後から天気は快方に向かうとの情報から、前進するか、下山して涸沢の方向にむかうか、悩みます。
下山しようかという結論が出たと同時くらいに、山に慣れたような感じのおにいさんが「どうされました?」と声をかけてくれたのです。
「いや、あまりに悪天候で寒いのでもう下山しようかと。山小屋の人たちもそんな感じの話でしたし」と答えると、
「僕は行けるところまで前進して、無理だと思ったらさっきの山小屋に戻ってもいいので常念の方向に向かいます。一緒に来ますか?」と。
こんなときに一緒に連れてってくれるなんて、心折れそうな3人の気持ちは一挙に行くぞ!に変わりました。
それから3時間。
常念岳はかなり厳しいしんどい山で、頂上に着くまえに、メンバーの一人が、「もういやだ。やめてくれ―」と叫んでいました。
頂上についても休憩するための常念小屋はずっと下にあり、そこから30分ひたすら下り、到着。
昼ご飯を頼もうとすると、昼ご飯は12時からで今はまだカップラーメンだけといわれ、それと行動食でおなかを満たし、疲労を癒します。
ただその時には雨が上がり、寒さと風も若干ましになってきました。
ここで泊ることもできますが、まだ昼前のため、次の小屋まで3時間半頑張ることができるかと、メンバーに問い、同意を得てまた歩き始めました。
ここから次の小屋への稜線歩きは、天気が回復してきて、日も差してきたため、どんどん景色が美しく見えるようになってきました。
写真を撮りながら感動しながらの3時間。
これが見たくて来たんだ。

槍ヶ岳がくっきり、そして雄大で繊細な穂高連峰の景色がわれわれをつつんでくれます。 夕方3時ごろ大天井荘到着。 ここは手作りのチーズケーキや引き立てのコーヒーなどを用意しているようなおしゃれな食事のおいしい山小屋です。 中に案内してもらってから、食事やスイーツを取り、日が暮れるにしたがってまるで別世界にいるような景色がそれも時間ごと変化していき楽しませてくれます。 夕焼けと雲海。 すばらしいです。
夕食はまたまたゴージャスなお料理。
手作りのボリュームいっぱいのハンバーグに、里芋やこんにゃく、ゴボウなど根菜類がしっかり入ったいも煮風の具だくさんの汁。
お代わり自由で3倍食べました。
天気が良いので夜はぐっと冷えます。
寝る前には談話室でワインもいただき寝袋にはいり夢の中へ。
朝5時に起きるとまた素晴らしい朝焼けと雲海です。

残り物の行動食をおなかに入れて出発。 本日はこの山旅の最後の1日です。
いつまでも槍ヶ岳が追っかけてくれる稜線歩きを楽しみながら、2時間半ほどで燕山荘へ。
ここは日本で一番人気がある山小屋で、ケーキセットが5種類、ドリンクもカフェラテ、カプチーノなどもあるカフェとショップ、宿泊環境と食事などいろんな意味でいろんな登山者を楽しませる工夫をしている小屋なのです。 私は記念のキーホルダーをゲットし、燕山荘を背中に最後のの下山ルートを降ります。
そして10時半、中房温泉到着。 荷物を降ろして3日ぶりの入浴です。 寒いのに外風呂なのでシャンプーや体を洗うのにかなりの勇気がいります。
皆さん叫びながら山の汚れを落としていました。 私たちの危機を救ってくれたお兄さんとは実は大天井荘についたときにお別れしたのですが、その方が12時のこの場所からのバスに乗るといっておられたので、お礼のなにかを差し上げようと、山小屋のレトルトカレーをゲットし、お兄さんを探しましたが会えずじまいでした。 お風呂がすんで、また山に会いに来ますと約束して名残惜しく帰路につきました。 あまりにスリリングなこと、感動したことは、伝えられない静かな文章になってしまいましたが、本当に旅の前半は修行のような状態、忍耐がすべてでした。
後半の素晴らしい景色は写真で見てくださると伝わると思います。 また、次は何月か。 山の景色をお伝えしますね。

北アルプスに行ってきました-1日目

コラム

私は毎年10月の連休は北アルプスと決めています。
いつもはソロ(一人で山に登ること)で行くのに、今回は山の初心者にきれいな景色と山の素晴らしさを教えたいと半ば強制的にすすめて、3人での旅になりました。
私が一応リーダーで、あとは男性です。
いつもは上高地経由で涸沢を経て北穂高岳か奥穂高岳に登りますが、毎年この紅葉のゴールデンルートは大変混雑します。
なのであえてそちらをはずして槍ヶ岳はじめ穂高連歩の眺望が最高といわれるいわゆる裏銀座を行くことにしました。
深夜バスで金曜に大阪を出て、早朝上高地に到着。
天気はまだ降っていないだけラッキーですがかなりやばいかんじで、天気予報もよくありません。
朝6時過ぎ、上高地バスターミナルをスタート。
梓川のほとりの平坦な山道を明神、徳沢までいき、徳沢でソフトクリーム、コーヒーなどで休憩を取り、たくさんの紅葉目当ての登山客から離れて、蝶が岳方面へ。
急坂をのぼりはじめると、雨が少しずつ強くなってきます。
雨具をしっかり着込み、ザックカバーをしていざ蝶が岳頂上へ向かいます。
風も強くなり、みんな無言、立休憩を少しずつ入れながら4時間かからず蝶が岳山頂へ到着。
でも、この時点で、風と雨と霧で全く周囲の視界がない!本日泊まる予定の蝶ヶ岳ヒュッテが全く見えてきません。
寒さと雨風とホワイトアウト状態にやや危機感つのる数分。
連れの男性がおぼろげにみえるヒュッテの方向を示す指示柱を発見。
それを頼りに進むと見えてないだけですぐそこに建物が。
やっと中に入ってホッとすることしばし、外の風は20㎜と表示されていました。
ストーブの火と温かい食事と着替えで早めに到着してよかったと実感。
次々に入ってくる登山客は皆大変な思いをしてたどり着いてきます。
風雨と霧がどんどん強くなるので、低体温、貧血、高山病と様々な感じでぐったりとなる人も少なくなく、夕ご飯の時間には小屋が飛びそうな天候でした。
我々は、自炊して少しビールや焼酎のお湯割りをのんで早めの就寝です。
明日の朝の天候次第では、下山も考えなくてはなりません。
夜中ずっと嵐の音が耳につきます。

またまた屋久島に行ってきました-3日目

コラム

1日目の記事はこちら

最終3日目の朝、雨の勢いは落ちてはいましたが天気は雨。
夜中中のらっきょ雨(らっきょの粒のように雨粒が大きいのが屋久島ではあたりまえで、別名うどん雨ともいうようです)でテントがバタバタ鳴っていたので熟睡できませんでしたが、
まだ乾いてない冷たい雨具に身を包み、濡れまくっているテントを片付けて出発。
15分ほど進んだところの縄文杉はじめ、すばらしい様相の太く樹齢の高い屋久杉を見ながら下山です。
霞か霧かわからないガスったなかで見る杉の美しさはコケとともにひとつのアートでした。
白谷白水峡では、景観を損ねないように渓流に橋がかかっていないため、増水でわたれないことがしばしばなので神に祈る感じでしたが、ロープをつかって渡り切って下山することができました。
白谷白水峡はもののけ姫のモデルになった森で、コケのすばらしさに言葉を失いました。
(写真あり)下山後、天候はさらに悪化。
台風はフェリーを止め、屋久島の人たちを家に閉じ込める悪さをしていました。
わたしは最終の飛行機で大阪へ帰りたい。
どうなるか、空港でひたすら状況をみるしかない。
空港はせまいので飛行機の待機ができないため、鹿児島からか大阪からの飛行機が着陸したら、それに乗って帰ることができるので、まず着陸できるかどうかですが、台風で視界は悪く期待薄です。
でも2時間遅れで雲の隙間を縫って、名パイロットは着陸してきてくれました。
それにのせてもらい「タラップで飛ばされないように乗ってください」という状況の中プロペラ、80人乗りくらいの小さな機体は乗客の不安をもろともせず空に飛び立ち、私は21時過ぎに伊丹に降り立つことができました。

長いご報告でしたが、写真とともにお楽しみください。

次は北アルプス編の予定です。

またまた屋久島に行ってきました-2日目

コラム

1日目の記事はこちら
さて2日目早朝。朝5時前にお迎えです。
朝ごはんとして前日弁当屋にたのんでおいたおにぎりがペンションの玄関の外におかれていて、それを持っての出発。
冷蔵庫にも入っていない、いつ作られたかわからないおにぎりですが、気温が高い中でも、元々アウトドア派の私には気にもならず。
それより、ザーザー降る雨のほうがブルーです。
ガイドさんはなんとアメリカ人の20代後半の女性。
こりゃおもしろそうだと、一緒に4WDにのって登山口まで行き、トイレと雨対策をととのえておにぎり弁当を間食して、登山スタート。
6時15分でした。
ガイドさんは今日の夕食と明日の朝食をジップロックタッパーに入れて運んでくれていたので、テントも含めすごい荷物です。
そこで知ったのですが、屋久島は世界遺産地区にはいるとトイレも宿泊施設もなく、携帯トイレ(大・小別の形のふくろです)でして、下山して持ち帰って捨てるのです。

それからじゅくじゅくの山道を、岩を乗り越え、どんどん強くなっていくになっていく風の中を進んでいき、12時過ぎ、最高峰宮之浦岳登頂。
山はその時点では入山禁止になっていたので、人は数人しか会いませんでした。
20メートルの暴風雨で記念写真も取れず。
昼食も休憩もできず立っていることすらできない(座ったら死ぬ)のでとりあえず岩をつかみながら歩き続けて、頂上を超えて山の反対側の道に入るとなんと、雲もガスもはれていて、雨がない!!
風は相変わらずでしたが、行動食を食べて温かいスープで体を癒して、またスタート。
鹿やサルにも出会いながら、そこから2時間ほどで今日のテント泊の場所に到着(写真参照)薄日が差して薄い霧の中に屋久杉たちが包み込んでくれます。
朝の道は大きい杉が少なく、岩が多いルートだったので晴れてからは雨に濡れた苔むした杉がほんとうに「屋久島」インパクト大。
そこは避難小屋(暖房も布団も火も何もない)もあり、テント泊の場所として定番の場所ですが、今回は一人だけテントを張ろうとしている方がいるだけで、とても静かな怖いくらいの夜でした。
明るいうちにテントを二人で張って、雑談をし、暗くなってきたので夕食の準備をしていたら、また雨が降り始め、早急に夕食をテントの外でコンロを使いながら済ませました。
このときはランタンの光のみで本当に真っ暗・暗で鼻がご飯を食べそうでした。
メニューはパスタサラダ、ラタテュイユ、キーマカレーと白飯、デザートは杏仁豆腐とすごい!
ワインと焼酎を持参してきていたこのまめなアル中はそれも全部いただいて(いや、ガイドさんは仕事中飲酒禁止ということでしたからですよ)ぐっすりテントでおやすみなさい。
夜中におしっこ(スミマセン)を外ですることになるのですが、携帯トイレをつかって完全野外で雨で,真っ暗とはいえかこいもないところでずぶぬれになりながらの排泄行為はとても悲しいものがありました。

続く…

爬虫類カフェ

コラム

副院長の青井です。
第2診察室に来られたことがある方はご存知かもしれませんが、私は両生類(特にカエル)、爬虫類が大好きです。
先日、以前から気になっていた、念願の爬虫類カフェに行って来ました。
猫カフェなどは最近増えて来ましたが、その名の通り爬虫類に触れながらお茶ができるんです。
苦手な方もいらっしゃるでしょうから、そういう方は読み飛ばして下さいね。

爬虫類ショップの一画にテーブルがあり、店内には飼育ケースが並んでいて、触りたい子を店員さんに出してもらいます。
ペットの爬虫類は、野生のトカゲみたいにすばしっこく逃げたりしないので、膝や手の上で案外じっとしていて、よく観察できます。無理矢理引っ張るなど、よっぽど嫌
がることをしなければ噛むこともありません。感触はさらっとしていて、私が触ったトカゲはじんわり温かく、ヘビはひんやりしていました。ベトベトしてて気持ち悪
い!と思われがちですが、それは誤解です。結構気持ちいいですよ。だから革製品にされるんですね。ヘビは、首や指に巻き付いてきて、ギューっと締まってきます。
しっかり握手した感じです。
ここを癒しの空間ととるか、地獄の世界ととるかは大きく分かれるところだと思いますが、嫌な人はまずお店に来ませんので、店内はとっても和やかでしたよ。
小学一年生の娘でも爬虫類たちを膝や手にのせて楽しめました。
その日は、常連客の高校生の女の子が、コツコツ貯めたお金で5万8千円のオオトカゲを買って行きました。

我が家ではカエルとイモリとカタツムリと猫を飼っていますが、爬虫類までは飼えないので、これから時々遊びに行くことになりそうです。
お好きな方はぜひ、ちっちゃな恐竜を手にのせてみて下さい。

北アルプスを歩いてきました。

コラム

お盆の後半を利用して3泊4日、富山の折立という地から入山して、岐阜県高山市の新穂高温泉に下山するルートだ。
裏銀座といわれて、ルート中盤はその場の景色が、そして後半は、はるかむこうにみえる槍や穂高の景色がすばらしい。私は今回、日本最後の秘境とよばれる「雲ノ平」に行くことを目標としていた。
行くのに時間がかかる北アルプスの最深部。なのに山のてっぺんという感じのとがった場所ではない。緑の多い台地なのだ。堆積した砂礫と溶岩からできているという。
このような場所にこのような形の場所ができたことは地質学者たちが長年興味をもって研究し、火山活動と川の浸食がつくったものということがわかった。
たどっていけば黒部源流につきあたる。長い年月が気候、自然現象の元に、この高層湿原を出現させてきた。
いまも植生を守る意識は強く、木道が多くあるのは、登山者に植物たちが踏まれないようにするためだ。このせいで私は3回も転ぶ(滑る)ことになったのだが・・。
長旅だった。どんなに素晴らしいかなんて本当に書けるものではない。
雲ノ平山荘が草原の中にぽつん。とってもかわいい。この山荘は、数か国のワインがそろっていて、昼は、カルボナーラとアップルパイ。夕食は石狩鍋。とってもいい山小屋でした。
それと、そこに行く時、また帰る時にお世話になった、太郎平小屋、双六山荘、鏡平小屋もとっても素敵でしたよ。
あとは私のとったスマホの写真数枚と興味のある方はHPをみていただくことにしましょう。是非、脚力・体力のある方は行ってみてほしいと思います。
雲ノ平山荘
北アルプス雲ノ平
鏡平小屋

暑中お見舞い申し上げます

コラム

暑中お見舞い申し上げます。

 

久しぶりに手紙を書いてみたりしてもどうですか、なんていっても、もうこの世にその人はいない。

また、どうしてもかけない手紙。そんな手紙を出せるところがあるんだということを知りました。

皆さん、一度ご覧あれ。

国民投票

コラム

イギリスのEU離脱の方向が民主主義の多数決できまった。
だが、まさか・・とか、そんなことになるとは。。。
という声が多く、やりなおしを希望する人が300万人とか。
何のための多数決だったのだろう。
民意ってなんなのだろうということを考えさせられたものだった。
実は私は今年自分のマンションの理事会の副理事である。
うちのマンションは、毎年理事を当番制で回していて、ほぼ均等に住民がそれにあたる。
単年度の役割であり、責任の重さは低い。
だから何かを決めるときはほぼ多数決となる。
これが今回のような混乱を起こしやすい。
まさに今年がそれなのだ。
「修繕積立金の値上げ」の問題を解決する年度に当たっている。
一度アンケートをさらっとやった。
選択は4つ。現状維持と上げ幅で1,2,3案の4つであった。
上げないと上げるで2:3くらいにわかれた。
ただ多数決といっても上げないというひとが4割もいる以上上げることにしても説得する十分な内容が必要らしいし、上げる額も次回の修繕を考えるとアンケートで多かった案では全く足りないらしい。(じゃあそもそもそんな案作らなければいいのに)
イギリスという国家もなかにいる人間が自分たちだけで自給自足で外とかかわりなく生きていくことができるならEUに加盟していなくても、世界の国とも連携がなくともいいだろうが、やはりお金も人も外からの出入りなしでやっていくことは想像以上に難しいはずだ。
それを自分たちの生活に置き換えても同じで、マンション一つにしても、売り買いするときの価値の問題、住処を維持するために必要な維持費の大切さなどを考えると経済対策は必要になってくるので、いろんな人に意見を聞く必要もあるし、ただ中にの人間だけの多数決だけで結論をだすなんておそろしいことをすることは絶対にしないつもりだ。
街頭インタビューで市場で買い物をしているおばちゃんが「税金上がったら困るけど、福祉をもっと、年金をもっと」と言っているのを聞くと、こんな人たちがもし国民投票があればの一票を入れるのだとおもうと国の行く末はやはりしっかり勉強した偉い人たちにお任せしたいと思うのですが、ほんと、大丈夫ですか。
日本のトップの皆様方!!憲法改正なんて国民の3分の2の同意がないとできないということなので、まず絶対に無理だと安心していますが。

森村泰昌展

コラム

先日、森村泰昌展に行ってきました。
作品は肖像写真なのですが、森村さんご本人が変装して、ゴッホやレオナルド・ダ・ヴィンチ、デューラーなどの名画の肖像画作品になりきって写真を撮ったものです。
それが見事な変装ぶりで、ただ同じ格好をするだけではなく、輪郭も鼻の形も、特殊メークでそっくりにし、さらに絵にみえるように顔や服に筆で描いたような凸凹(マチエール)がメーキャップで施してあります。複数の人物が描かれている絵画の場合
は、一人ひとりすべてが森村さんなのです。
もとの名画に、人物の背景に椅子などの小道具があり、油彩の粗いタッチで描かれていたならば、その椅子までも本物そっくりにメーキャップ?をして撮影してあります。
「写真のような絵」はよくありますが、「どうみても絵にしか見えない写真」。こういう発想は思いついた人の一人勝ちとも言えますが、あまりにも徹底されているので簡単に真似できるようなものではありません。この鼻をつけるのに、いったいどうやったんだろう。この服のレースは?この美女の玉のようなお肌は?・・・
何のためにそこまで手の込んだことをするのか?なんて考えてはいけません。芸術ですから。そういう作品なのです。
昔美術の教科書で見た絵が、この人の写真で再現されている面白さ。ただのモノマネではすまされない迫力と、徹底した作者の気迫がせまってきて、もとの絵を知らなくてもトリックアートを楽しむ感覚で、あっという間に展覧会の出口にきてしまいまし
た。それでも3時間は軽く経っています。旅行などに行く余裕はなかったとしても、美術館なら現実から離れて充実した1日を過ごすことができますね。

飛騨高山に行ってきました

コラム

71㎞のウルトラマラソンに参加するため飛騨高山へ行ってまいりました。
山をひたすら走りながら登る登る、そして下る登る、また登り、下る下るという、レースであります。
とてもとてもしんどいのですが、美しい山の景色を見て、鳥たちの声を聞き、オゾンいっぱいの空気をいただきながらのランニングレース。
途中にあるエイドステーションでは、ヨモギうどん、冷たいおそば、手作りの梅干しおにぎり、トマトのかき氷やジュースなどを我々の疲れを取るために無料で提供してくれるんです。
さらに今年は61km地点で、なんと飛騨牛焼肉ステーションが登場。
あと残り10㎞がなかなか進まない疲労困憊の状態で、うれしくて飛びつきましたが、周りの人たちはあまりいただかずに通り過ぎていく。
聞いてみると朝の5時から7時間も8時間もはしりつづけて、こんなに疲れていたら水分しか入りませんとか・・。
うん??ということは私は疲れていないのか、と悩みます。
そんなことはない。
頭から足まで塩漬けのしゃけのように汗の塩が固まって全身に付着している。
長時間の身体への負担が体中にきている。
重い頭を支える肩や背中もパンパン。
足の上がりが悪いのは当たり前。
でも私はもっぱら食べることが大好き。
出してもらったものは今回のレースでも7割は食べている。
皆さん残念ですねと、私が霜降りの3×3センチくらいの肉を2枚いただいた。
確かに乾いた脱水の身体には飲み込みにくいのは否めない。
がおいしい!!。
柔らかく暖かい油がジューッと口いっぱいに広がり、幸せ!!これで残り10kmに対する喝が入ったかも・・ということで無事ヘロヘロになりながら完走しました。
走行時間8時間29分。
よくがんばりました。

シャトルバスでゴールから駅に送ってもらい、宿泊先のホテルで入浴サービスをいただき、行きつけのおもしろい飛騨高山の古民家カフェ(団子に命を懸ける店)、「福太郎」に急いで立ち寄りました。
完走の報告と自家焙煎コーヒー、あぶらえ五平餅(これはエゴマを長時間炒って砂糖と煮詰めた最高のたれと、自家製の米でつくった餅を使用した、ほかの店にはない完全自家製です)、自家製農園のトマトでつくったトマト蜜をかけたトマトかき氷をいただき、後ろ髪をひかれながらJR高山駅へ。
高山駅はウルトラマラソンで歩行困難になったゾンビのような人たちで妙な雰囲気でした。
連れとビールを買って夕方のひだ号で帰路へ。
福太郎で今とれたレタスというものを勧められたので買って帰ったら、にょろにょろ系の虫がたくさんいて笑ってしまいました。

今回のウルトラ報告は以上でした。

皆さんもし飛騨高山に行かれたら是非「福太郎」に足を運んでください。
古い町並みからすこしはずれ。
おばあちゃんが一本ずつ団子や五平餅を丁寧にやいてくれて、おいしいコーヒーや手作りのジュースや甘味を素朴な古民家で楽しめます。
唯一の店です。

サラリーマン川柳

コラム

みなさん。ごらんになりました??

サラリーマン川柳

私は2位の「じいちゃんが建てても孫はばあちゃんち」と9位の「ラインより心に響く置手紙」がお気に入りです。置手紙って重いですよね。古いけれど、太田宏美の「木綿のハンカチーフ」という歌にもあった旅立つときや別れの時に、思いを込めて書くものです。

私も、親に悪いことをして謝れずに置手紙をして学校に行ったことがありました。プチ家出したこともありました。

今でも悪いことをして、はずかしくて謝れない時や意地を張ってしまうときは、LINEじゃなくて、小さいプレゼントと置手紙がよいと思います。

今年の出生率

コラム

2015年の人口動態統計(厚生労働省)によると一人の女性が生涯に産む子供の数は2年ぶりに上昇して1.46となったそうです。
この背景には30歳代~40歳代前半の出産の増加があります。
平均初婚年齢は女性29歳、男性31歳。第1子出生時年齢は30.7歳。
そして30から34歳の出生率の伸びは大きく、40歳前半は不妊治療の貢献が大きいと言えるでしょう。
また、双胎などの増加もあり、出生数も5年ぶりに増加しています。
15歳から49歳の女性の人口が減っていることから少子化には歯止めがかかることはないだろうといわれている中、 この結果は、ほんのすこしですが母子対策や保育環境への改善に光がさしてきているといえるのかもしれません。

外来診療をやっていると、結婚した後に仕事を辞めない人と、仕事をしながら妊娠・出産をして退職せず産休を取って元の職場に戻る人は20年前と比べて明らかに増えたというか、当たり前になってきていると感じます。
これほど時代の変化が顕著に出ている現象はないですね。
これは日本に限らず世界中の先進国で同様のことが起こっており、まさしく時代の変化です。
子供を産むためには、経済的な面、育てる環境どちらも大切ですが、夫の意識と協力が最も大切だと思います。
しかし出産より前に、結婚そのものがめんどくさい、束縛がしんどい、自分の稼いだお金は自分のために、そして自分の時間は自分のために使いたいという個人主義の人間の増加は、 先進国であり、文明が発達する限り誰にも歯止めはかけられないような気がします。
ただ、結婚しても、お互いのすきなお互いの意思を尊重して譲り合えさえすれば、心地よいパートナー関係で生活することができるはずです。
お互いの工夫でどうにでもなるものだからこそ、結婚も、出産もそして一度は経験してみてもとアドバイスしたいです。

駒形どぜう

コラム

熊本の震災に遭われた方には心からお見舞い申し上げます。

先日、学会で東京に行ってきました。
その際「駒形どぜう」を食べたのですが、さすが何百年の歴史。素晴らしい味で
した。
関西から行く方にはぜひ体験していただきたいです。
「どぜう鍋」香り高いゴボウとシャキシャキのネギが、骨ぬきのように柔らかく
なったかわいいドジョウくんを包みます。
決して濃くない甘辛いたれの香ばしい香りとゴボウの土の香りでたまらないです。
日本酒がとまりません。ドジョウもゴボウもおかわりができます。
締めに生卵。江戸文化ですなあ。

帰りのLAWSONでこんなミネラルウォーターを見つけました。関西では見たことが
ないデザインです!可愛いじゃありませんか。

東京に行ってみると神戸はいなかだね

離島の郵便局

コラム

昨年私は隠岐の島にお世話になることがありました。
隠岐の島は4個(5個)の島で構成されていて、その島の間のフェリーは1日に1・2便しかありません。それでも日本はすごい国だから、新聞も 郵便も宅急便も、天候がすごく悪いときには遅れることがあるものの数日後には島の端まで届きます。

赤道直下にエクアドルというところがあります。その領内にあるガラパゴ ス諸島は19の島で構成され、2つの島に本土からの航空便があります。それも週何回あるのか程度です。

このガラパゴス諸島の中のフロレアナ島のポスト・オフィス湾には、無人 の郵便局が存在します。郵便局とは名ばかりで木製のポストが置いてある簡素なもので、手紙を回収にくる郵便局員もいません。
このポストは、海賊船の時代が終わり捕鯨船の時代に入った18世紀末ごろ設置されたとされ、船乗り達がこのビーチに樽を置いて郵便を投函して おくと、立ち寄った別の船が自国宛ての郵便があれば持ち帰って届けたのです。今でも観光客が真似てこの郵便局に手紙を残し、残した数だけ自国 宛ての手紙を探して持ち帰り、帰国した際に切手を貼って送る慣習になっています。
こんな素敵でアナログな連絡ツールがまだ残っているのはうれしいかぎりです。ガラパゴスから何か月後、いや数年後に手紙が舞い込むこともある のでしょうから。


(参考)ガラパゴス諸島のうんちく
チャールズ・ダーウィンが測量船ビーグル号に乗船し進化論の着想を得ることになった航海で訪れたことは有名である。島には彼を記念した研究所 「チャールズ・ダーウィン研究所」が1964年に開設され、現在でも、野生生物の保護・調査に当たっている。そして、ガラパゴス諸島は、1978年に世界遺産(自然遺産)として登録された。2001年には、ガラパゴス海洋保護区も含めた登録となった。
1990年代以降、航空路や横断道路が建設されると欧米を中心に観光客が訪れるようになり、環境破壊も深刻になった。今ではダーウィン研 究所や国立公園管理事務所の設置、世界遺産への登録、観光客に対するナチュラリストガイド制度などの厳重な自然保護対策を講じている。観光客は、足元を洗ってからでないと上陸させないほどの保護体制を取っているが、未だ存在する海賊の食料のために入植されたヤギや、近年の エルニーニョ現象など問題もある。
ガラパゴス諸島はいわゆる海洋島であり、大陸と陸続きになった歴史を持たない。そのような島では、在来の生物は飛来したか海を渡って漂着 したものの子孫に限られる。すなわち多くの各大陸とは隔絶された独自の進化を遂げた固有種が見られることが多い。ほ乳類と両生類を欠くな ど、生物相にははっきりしたゆがみがあり、その代わりに生存する種群には適応放散が著しい。特にゾウガメがこの島の名の由来になったよう に、大型のは虫類が主に存在する。有名な動物はガラパゴスゾウガメとガラパゴスリクイグアナ、ウミイグアナなどである。変わった形状の固 有種の鳥類も多い。

乗換駅のワイン屋さん

コラム

長野県に私がよく行くワイン屋さんがあり、年末もまたお世話になってき ました。
このワイン屋さんとの出会いが本当に面白いです。私は1年に何回か信州の病院をお手伝いに行くのですが、その時「塩尻」という駅で乗り換えま す。
この「塩尻」、名前が有名な割には、乗り換えの人がメインでこの駅で降りる人はほとんどいません。そのため駅前にはコンビニもないほど人の少 ない駅です。
また、あまりの田舎のため乗り換え時間もどうしようもなく長いので駅を出て、あたりをフラフラしていたところ、たまたま数年前に見つけた駅前 の止まり木がこのワイン屋さんでした。

数か月に一回1時間もとどまらない私ですが、何度も通う内にいつの日 か、2人のシェフたちが待っていてくれるようになりました。それだけでなく地元のワインを土産にくれたり、仕事先で朝食べれるようにとパンを くださったりします。振り返るとほんとうに人とのつながりって面白いなあと思います。

年末30日、今年は最後の営業日に行ってきました。昨年は29日までし かやっておらず、私が30日にここに降り立ったとき閉まっていたのを悲しんでいたことが、今回の一日長いオープンにつなげてくださったのでは と一人で考えていますがどうなのでしょう(笑)(いやたぶんそうです)。

その後仕事が終わり1月2日の日、自宅に戻る乗り換えの時に駅から見る と、当たり前ですが閉まっていて玄関には雪が少し積もっていました。ここにいつも私を待ってくれているところがあるのだなとふっと和む反面、 閉まっていることがさびしくなり、早くいつものように1時間以内のワインとあてを楽しみに行きたいなと考えながら、帰路につきました。2016