北アルプスを歩いてきました。 2016.08.26 コラム お盆の後半を利用して3泊4日、富山の折立という地から入山して、岐阜県高山市の新穂高温泉に下山するルートだ。 裏銀座といわれて、ルート中盤はその場の景色が、そして後半は、はるかむこうにみえる槍や穂高の景色がすばらしい。私は今回、日本最後の秘境とよばれる「雲ノ平」に行くことを目標としていた。 行くのに時間がかかる北アルプスの最深部。なのに山のてっぺんという感じのとがった場所ではない。緑の多い台地なのだ。堆積した砂礫と溶岩からできているという。 このような場所にこのような形の場所ができたことは地質学者たちが長年興味をもって研究し、火山活動と川の浸食がつくったものということがわかった。 たどっていけば黒部源流につきあたる。長い年月が気候、自然現象の元に、この高層湿原を出現させてきた。 いまも植生を守る意識は強く、木道が多くあるのは、登山者に植物たちが踏まれないようにするためだ。このせいで私は3回も転ぶ(滑る)ことになったのだが・・。 長旅だった。どんなに素晴らしいかなんて本当に書けるものではない。 雲ノ平山荘が草原の中にぽつん。とってもかわいい。この山荘は、数か国のワインがそろっていて、昼は、カルボナーラとアップルパイ。夕食は石狩鍋。とってもいい山小屋でした。 それと、そこに行く時、また帰る時にお世話になった、太郎平小屋、双六山荘、鏡平小屋もとっても素敵でしたよ。 あとは私のとったスマホの写真数枚と興味のある方はHPをみていただくことにしましょう。是非、脚力・体力のある方は行ってみてほしいと思います。 雲ノ平山荘 北アルプス雲ノ平 鏡平小屋