またまた屋久島に行ってきました-2日目 2016.11.02 コラム 1日目の記事はこちら さて2日目早朝。朝5時前にお迎えです。 朝ごはんとして前日弁当屋にたのんでおいたおにぎりがペンションの玄関の外におかれていて、それを持っての出発。 冷蔵庫にも入っていない、いつ作られたかわからないおにぎりですが、気温が高い中でも、元々アウトドア派の私には気にもならず。 それより、ザーザー降る雨のほうがブルーです。 ガイドさんはなんとアメリカ人の20代後半の女性。 こりゃおもしろそうだと、一緒に4WDにのって登山口まで行き、トイレと雨対策をととのえておにぎり弁当を間食して、登山スタート。 6時15分でした。 ガイドさんは今日の夕食と明日の朝食をジップロックタッパーに入れて運んでくれていたので、テントも含めすごい荷物です。 そこで知ったのですが、屋久島は世界遺産地区にはいるとトイレも宿泊施設もなく、携帯トイレ(大・小別の形のふくろです)でして、下山して持ち帰って捨てるのです。 それからじゅくじゅくの山道を、岩を乗り越え、どんどん強くなっていくになっていく風の中を進んでいき、12時過ぎ、最高峰宮之浦岳登頂。 山はその時点では入山禁止になっていたので、人は数人しか会いませんでした。 20メートルの暴風雨で記念写真も取れず。 昼食も休憩もできず立っていることすらできない(座ったら死ぬ)のでとりあえず岩をつかみながら歩き続けて、頂上を超えて山の反対側の道に入るとなんと、雲もガスもはれていて、雨がない!! 風は相変わらずでしたが、行動食を食べて温かいスープで体を癒して、またスタート。 鹿やサルにも出会いながら、そこから2時間ほどで今日のテント泊の場所に到着(写真参照)薄日が差して薄い霧の中に屋久杉たちが包み込んでくれます。 朝の道は大きい杉が少なく、岩が多いルートだったので晴れてからは雨に濡れた苔むした杉がほんとうに「屋久島」インパクト大。 そこは避難小屋(暖房も布団も火も何もない)もあり、テント泊の場所として定番の場所ですが、今回は一人だけテントを張ろうとしている方がいるだけで、とても静かな怖いくらいの夜でした。 明るいうちにテントを二人で張って、雑談をし、暗くなってきたので夕食の準備をしていたら、また雨が降り始め、早急に夕食をテントの外でコンロを使いながら済ませました。 このときはランタンの光のみで本当に真っ暗・暗で鼻がご飯を食べそうでした。 メニューはパスタサラダ、ラタテュイユ、キーマカレーと白飯、デザートは杏仁豆腐とすごい! ワインと焼酎を持参してきていたこのまめなアル中はそれも全部いただいて(いや、ガイドさんは仕事中飲酒禁止ということでしたからですよ)ぐっすりテントでおやすみなさい。 夜中におしっこ(スミマセン)を外ですることになるのですが、携帯トイレをつかって完全野外で雨で,真っ暗とはいえかこいもないところでずぶぬれになりながらの排泄行為はとても悲しいものがありました。 続く…