白浜に行ってきました 2017.03.01 コラム 昔から思えばさびれたもので、新婚旅行のメッカや観光スポットも昔のまま。 それも数多くあるわけではないので、白浜に訪れた人は定番の箇所を回るので、定期収入は入る。 経費かかってないので案外儲かるのだろうなあと思うことしかり。 ほとんどの人は「とれとれ市場」が目的。 昼にはマグロの解体ショーがあるということで、それを狙いに神戸から友人と向かいました。 到着は11時50分。 車を止め、すわまぐろ!現場到着時、まぐろさんはもうほぼ原型をとどめず、ブロックになって切り分けられている状態でした。 手ごろな中落ちをまずゲット、そして中トロと赤身のブロックを目の前で切ってもらい、今から食べるようにカットしてもらう。 カット待ち時間の間にほかの一品料理をゲットしに別のカウンターへ。 カンパチの煮付け、ブリ大根、ホキの煮つけ、タイの刺身のヒラメの肝和え、味噌汁をお盆に乗せ、カットした刺身をもらいに行き、さあ、食うぞお!! コメントはいりませんね。 冷凍以外のマグロを頂ける機会は少なく幸せです。 煮物も薄味でとてもおいしく全部完食。 そしてそこをあとに、三段崖に行って少し散歩し、夜は天然クエ料理の民宿へ。 その途中に京都大学水族館に寄り、とてもおもしろすぎる魚、カニ、エビを今まで見たこともないくらいしっかり見て、人生に例えたストーリーうんちくを語りながら皆で堪能。 夜は間違いないコラーゲン、ゼラチンたっぷりのクエ料理の歯ごたえにお酒が進みました。 次の日は大雨、もうなにも観光はしません。 もう一度「とれとれ市場」に行って、お土産購入。 やはり、マグロの刺身と私はなんとあこがれのマグロの頭を買いました。 でかい!! さて、買ったもののどうするかとしこたま悩みつつも、料理は玄人はだしの木内。 これがどうなったかは皆様のお楽しみ。 楽しい帰路についた白浜ツアーが終わりました。 事後報告:果敢に挑んだマグロ料理。 マグロのピカピカのところはトタンのごとく固いので、出刃包丁を研いで、皮を削って、骨をバキバキにしておいしいところをとりだしました。 残りは骨についた少量の身。 これは熱湯で湯がいて荒だきに。 もちろん目玉は一緒に荒だきの真ん中に浮かんでいました。 あまりのおいしさに悶絶したのはいうまでもありません。 ほほの肉はガーリックバターでイタリアンと化しました。 from 料理人木内